Wダイヤモンド富士@龍神池2013/12/07 23:23:00

一度は諦めたラブジョイ彗星を撮れたので気を良くして、次の撮影ポイントに移動。 道の駅からは車で5分程の龍神池を目指す。 池は富士本栖湖リゾート(春の芝桜が有名)の中に有るので、観望ポイントを計算した時には入れないだろうと思った。 だが、ネットで調べて見ると、ダイヤモンド富士の日には早朝の2時間だけ園内に入れて呉れるとの事。 いいねぇ。 静かな水面に富士が映る、所謂「Wダイヤモンド富士」は撮った事が無いのだ。 元旦にはバスを仕立てて、何百人ものカメラマンが押し掛けるとも聞いた。 ほぅ、初日の出がダイヤモンド富士に為るのね。 結氷を考えると、水面のコンディションは12月の方が良いとの事だ。 で、リゾートの入口に到着したのは6時少し前。 2台の車が開門を待って居るが、既に管理人の方は到着されて居る様で、管理棟には灯りが見える。 ネットの情報の通り、予定より30分早く、6時半に開門。 小生の後ろに車は到着せず、3人で受付を済ませる。 1000円を支払うと「ダイヤモンド富士入場料」の領収証を手書きして下さる。 山頂のどの位置から何時何分に太陽が出るかと云う細かい資料の準備も有る。 此の朝は中心からやや右寄と云うポジションだ。 1000円の多寡に就いては、異論も有るだろうが、人の手が入った公園内で、トイレも自販機も有るのだから妥当だと思うのだが… いや、好条件に恵まれた朝(管理人さんも「今日は良いですよ」と太鼓判)だったから、そう云えるのかな。 見られなくても金額は変わらないのだから… 3人(後でもう御一人到着)だけだったので、場所取りを急ぐ必要も無く、ベテランの御二人と一緒に和気藹々と設営。 色々なノウハウや経験談を伺って居ると1時間の待時間も長くは無い。 気温は-2度だが、風が全く無いので、大いに助かった。 池には薄氷が張って居るのだが、何と4箇所から放水をして氷を溶かして呉れると云うサービスが有る。 1000円だもん(笑)。
Wダイヤモンド富士@龍神池-01
あ、こんな看板も… 日の出の10分前に放水を止めて、水面を落ち着かせる。 成る可く、氷が遠い位置に三脚を低く設置すると氷が邪魔に為らずに撮れる、と云うアドバイスは有難かった。 管理人さんが仰るには今年の夏の高温で水面に気泡が浮いて居るのが、申し訳ないとの事。 背後から日向が迫って来るので、大体のカウントダウンが出来る…成程。

Wダイヤモンド富士@龍神池-03
太陽が顔を出した瞬間。 実はもっとギリの1枚が有るのだが、判り難いので2枚目を選択。 無風なので水面も穏やか。 …確かに泡が残念かも。

Wダイヤモンド富士@龍神池-02
で、こんなん撮れました! F9 なのだが、もっと絞って光芒を強調すべきでしたぁ。

Wダイヤモンド富士@龍神池-04
XZ-10 を地面すれすれにミニ三脚でセットして、動画で撮ったのをキャプチャー。 良い心算で狗尾草(エノコログサ:猫ジャラシ)を入れたが、不要でしたかねぇ(笑)。 此の位のタイミングだと、池から立ち昇る水蒸気が見える。 泡がカラフルに光って、却って面白いかも。

Wダイヤモンド富士@龍神池-05
放水の飛沫で出来た氷柱。 背景は芝桜の養生。 春への準備…

Wダイヤモンド富士@龍神池-06
厚手の葉に降りた霜。

Wダイヤモンド富士@龍神池-07
杉苔にも着氷。

Wダイヤモンド富士@龍神池-08
側溝の氷は3人が童心に返って割りました(笑)。 結構深くて焦った人も…

皆さん、亦何処かで…と、富士山の次の撮影地点に向かって、足早に去って行かれました。 熱心な富士山写真家の皆さんに感謝。 さぁ、意気込みの足りない無い小生は、リールカフェのつけ麺を頂いて帰ろうっと。

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