紅葉ライトアップ@山中湖/旭ヶ丘湖畔緑地公園2013/11/10 22:10:05

リールカフェの一杯で身も心も暖まって、近くの旭ヶ丘湖畔緑地公園へ。 既にライトアップは始まって居たが、狙って居たのは唯一此の構図。
紅葉ライトアップ@山中湖/旭ヶ丘湖畔緑地公園-01
既に数脚の三脚が並んで居るが、空に明るさが残る此のタイミングで無いと撮れない。 小生も此処では末席に三脚を立てさせて頂いて、長時間露光にチャレンジ。 F18 で30秒の露光で撮った。 肉眼ではもう富士山は闇に溶けそうだったのだが… 山頂左上の星は蛇遣座のη(エータ/イータ)星で、2等星のサビク(Sabik)。 富士山の東には離れた月が有ったのだが、此れも入ると良かったんだけどねぇ… 余談に為るが、蛇遣座は黄道上に位置して居るのに、黄道十二星座には入れて貰えなかった。 どの星座の占いも当らない人は、この星座に属して居るのかも…
写真に限らずなのだろうが、同好の士は直ぐに打ち解ける。 実は小生、結構、人見知り(意外ですかね)なのだが、皆さん、気さくに話し掛けて下さるので、丁寧に応対する様に心掛けて居る。 で、慇懃無礼と思われる事も… フランクに返せないんだよね、初対面の人には。

紅葉ライトアップ@山中湖/旭ヶ丘湖畔緑地公園-02
富士山とは一緒に撮れなかった月を見上げて1枚。 月はとっても明るい…

紅葉ライトアップ@山中湖/旭ヶ丘湖畔緑地公園-03

紅葉ライトアップ@山中湖/旭ヶ丘湖畔緑地公園-04
暫く会場を巡るが、カメラオジサンとカップルが殆どだね。

紅葉ライトアップ@山中湖/旭ヶ丘湖畔緑地公園-05
とても寒かったので、会場のテントで山菜蕎麦。 E-M5 にも露がビッシリだ。 バッテリーも交換して、パール富士?の撮影準備完了。

パール富士@山中湖長池入口2013/11/11 18:43:25

ライトアップされた紅葉と富士山のツーショットを収めたので、再び手配して置いたタクシーで対岸へ戻る。 夕刻にダイヤモンド富士を撮った場所よりも670m程西だが、ダイヤモンド富士と富士山頂に沈む月が(満月では無いが)、同じ日にほぼ同じ場所で見られるのは珍しい。 日没時とは打って変わって、深閑として居る湖岸は一寸怖いが、車の光が寧ろ有り難い。 但し、レンズフードが必須だが… 途中で同好の士が御一人加わる。

パール富士@山中湖長池入口-01
で、こんなフォトになりました。 富士山のシルエットが浮かぶ位に露光時間を長くすると、月は形が潰れる程に明るく為って仕舞う。 此のフォトでは、実際よりも富士山を浮かび上がらせる様に手を入れて居る。 で、湖岸の明るさが際立って仕舞った。

パール富士@山中湖長池入口-02
35ミリ換算で72mm、F5.2、SS6秒で撮った儘だとこんな感じ。 当然、此のフォトの方がずっとナチュラルだ。

パール富士@山中湖長池入口-03
ね、弩真中でしょう。 地球照も綺麗だ。

湖面からの蒸気霧でレンズに露が付く。 こう云う時に下手に拭いては駄目なのだ。 あ~、レンズヒーターって、こんな時に使うんだね。 因みに気温は4度。 更に急激に気温が落ちて行く(1時間に2度のペースと後で知る)のが体感出来る。 富士山駅迄の最終バスには何とか間に合いそうだったのだが、何度もバスと電車を乗り換えて、4時間掛けて、深夜に帰宅する気力は疾うに失せて居た。 其処でタクシー会社に宿探を頼み、運んで貰った。 翌日、帰宅前にもう一度、リールカフェに寄りたかったし。

花の都公園@山中湖2013/11/11 22:22:00

流石に標高980m(日本3位)の山中湖だ…朝は寒くて、出発は9時に為って仕舞った。 「今の季節は大した花は有りませんよ」、と宿の方が気遣って下さるが、一度は伺って見たかった「花の都公園」。 遠くは無いので歩いて見た。 こんな季節のこんな時刻に歩いて向かう人は無く。 厚着でひとりトボトボと… と、前方から「歩こう会」の大集団が遣って来る。 皆さんは其々が1回だけの「おはようございます」だが、小生は100回以上も挨拶を繰り返す羽目に。 御蔭様で背筋を伸ばす結果に為った。 彼らは籠坂峠を越えて、須走の(東口本宮冨士)浅間神社の方迄行った様だ。(ずっと後刻に、バスで追い付いた)
道沿の百日草の御花畑も100日を過ぎたらしく、冬の様相。 入場料も此の季節に為ると300円だ。 此処は富士山の絶景スポットとして知られるが、前日と打って変わって、低い雲が立ち籠めて裾野すら拝ませて呉れない。 まぁ、前日にあれだけサービスして呉れたのだから、恨事は云うまいて。 園奥の「清流の里」や温室の花には関心が薄いので、園端に有る育成花壇の様な場所を嗅ぎ当てて向かう。 マップにも載って居ない小さな一角だが、珍しい花々に名札が立てられて居て、興味深い。 花を付けて居る株も多く、2時間はあっと云う間だった。 はい、伺った甲斐は充分以上でした。 沢山撮ったので、幾つかフォトを載せて置きたい。

花の都公園@山中湖-01
「ペンステモン・シャルホーゼン」 ゴマノハグサ科。

花の都公園@山中湖-02
一瞬だけ陽光が射した。

花の都公園@山中湖-03
後姿に惚れました。 もう少し絞るべき…

花の都公園@山中湖-04
同じくゴマノハグサ科の「ペンステモン・フラミンゴ」。
其の名前の通り細い茎の上に咲くので、僅かな風でも揺れる。 E-M5 のAFを追随(コンティニュアス)させて撮った。 凄い機能だねぇ…
花の都公園@山中湖-05
子猫にも見えて可愛いので、何枚も撮った。

花の都公園@山中湖-06
「青藤」と云う名前の不如帰。 初めて見た…
此処には、不如帰や大文字草の色々な種類が植えられて居て、比較が面白い。

花の都公園@山中湖-07
不如帰の「油点草」。 初めて見た…

花の都公園@山中湖-08
竜胆なのは間違い無いが、此処に居るからには珍種なのだろうか? 名札が見当たらなかったので、気に為った。

花の都公園@山中湖-09
其処からの眺め。 何とは無しに好きなシーン…電線邪魔。

リールカフェに戻るバス、「ふじっ湖号」は2時間に1本位しか来ないので、ミスらない様にバス亭へ。 矢張、遅れたので、11時30分に旭ヶ丘に到着。 良いタイミングだ。