藤沢江の島花火大会2013/10/20 15:25:55

2013年のシーズン徹尾を飾る花火大会。 最後迄、雨が降るかとやきもきさせられたが、何とか「保つ」と踏んで海岸へ出る。 降雨を前提にレンズは防塵防滴仕様の「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」にした。 此夜は「江ノ島を風景に入れた花火」をテーマにしたので、3500m 程の距離を置く。 画角的には婿殿がプレゼントして呉れた「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」がピッタリなのだが、雨が恐い。 海岸で撮影場所を決めた途端にポツンと水滴を感じて、暫し様子を見てから三脚を立てる。

藤沢江の島花火大会-01
此れが一発目。 北北東の風が地上で、5m 吹いて居た。 ISO200,F16,SS7.2秒。 E-M5 の最低ISOは 200 なので、NDフィルターが欲しいかも。 シャッター速度は E-M5 側はバルブに設定して、シャッターのリモートケーブル(Canon TC-80N3 同等品)側の設定でコントロールした。

藤沢江の島花火大会-02
ヤバイ、射筒が倒れた…訳では無い(笑)。 江ノ島の島影を背景から浮かび上がらせたかったので、F11 迄開けて、更に花火以外を増感して、専用ソフトでノイズリダクションを強く掛けた。 一寸、無理が過ぎた…

藤沢江の島花火大会-03
江ノ島を分散波動砲で攻撃中。 F11 で撮った儘だとこんな感じ。 純正現像ソフト(Viewer3)でノイズリダクションを加えたが、未だザラ付きを感じる。(撮影時はノイズリダクションを切って居る)

藤沢江の島花火大会-04
明るい花火が続いたので、1段絞って F13 。 普通の「玉」だと、当然暗い。 現像ソフトで、+2.0 迄増感して背景を浮かせて、ノイズリダクションを強く加えた。 其れだけで、フォトショップ等でのレタッチはして居ない。 花火の「流れ」から風の強さが判る。 気温も16 度を切ったので真冬の恰好で撮って居たが、周りからは「寒いよぉ~」の声頻り。

藤沢江の島花火大会-05
3段重ね。 F13 が程良い。

藤沢江の島花火大会-06
こう云うタイプは近くで見たい。 大幅にトリミング。

藤沢江の島花火大会-07
中締の一発。 F22 迄絞った。 NDフィルターを用意せねば… 展望台の高さと比べると、高くてデカいのが判る。 20号(2尺玉)の「八重芯 錦冠先橙点滅」だそうだ。 4キロ近く離れて居るのに、ドッシッ~ンと空気が揺れた。

藤沢江の島花火大会-08
其の名残… デケェ。 フォトに人影を入れたくないなら、波打際に出れば良いのだが、怖くて出来ません(笑)。 絵的には寧ろ面白いんじゃないかと…

藤沢江の島花火大会-09
「Art of Fire」と名付けられた第3部での2枚のショットを合成。 鳥だよね…

藤沢江の島花火大会-10
此方も2枚を合わせた。 こんな「絵」も描けるんだ。 宿借(ヤドカリ)…かな。

藤沢江の島花火大会-11
竹の幹も良く表現されて居る。 一寸、ピントがズレて来て居る見たいだ…

藤沢江の島花火大会-12
江ノ島が闇に落ち込まない様に明るくして見た。 此のフォトもノイズリダクション専用のソフトを使った。

藤沢江の島花火大会-13
UFO撃墜。

藤沢江の島花火大会-14
んで、ラスボス現る。 ひとつ目の化猫…

藤沢江の島花火大会-15
撃破! 此亦、デカい2尺玉。

御疲れ様でした。 最後にポツポツと来たが、何とか濡れずに撮影完了。