今日のワイン 其の8582013/08/17 14:22:40

セップ・ウント・マリア・ムスター ツヴァイゲルト シュタイアーランド
Muster Sepp & Maria Zweigelt Steirerland 2010

今日のワイン 其の858-1
「楽記」での2本目。 「沢山御話しに為る御兄さん」が「マイブーム」を押し付け、いや、推奨して呉れた。 墺太利(オーストリア)ではメジャーな品種らしい「ツヴァイゲルト」とエチケットに書かれて居る。 此の品種を作り出した人の苗字を其儘当てたそうだ。 日本でも北海道や東北等の寒冷な土地で栽培されて居るそうだが、知りませんでした。 バラエタルでは無く、ブラウフレンキッシュ、ブラウアーヴィルトバッハーとの混醸だそうだ。 何れにせよ「見知らぬ3人組」(笑)だ。 ブラウアーヴィルトバッハーはロゼの品種。 其れで此のワインも明るい透明感が有り、「ロゼ見たい」と云う声が挙がる程。 ブーケは淡いバイオレットで果実の香りは薄く、シナモンやペッパー…其れに少々ダスティな印象。 口にするとミネラルとタンニンが意外に思える程の存在感で、やや渋味が勝ったイメージが有る。 一方で時と共に熟成果実感が染み出して来るが、根底に有るスパイシーさを凌駕出来ない。 プラムやブラックベリーだが、円やかさが出る迄には更に時間が必要だ。 うむぅ、「沢山御話しに為る御兄さん」のブームには付き合い切れなかったなぁ(笑)。

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