今日のワイン 其の8322013/05/15 23:23:00

ヘス・コレクション セレクト カベルネソーヴィニヨン ノースコースト
HESS SELECT CABERNET SAUVUGNON NORTH COAST 2010

ラーメンフリークでワインも好きと云う皆さんが集まるので是非、と渦の常連さんから連絡、否、強要が入る。 オフィス引越プロジェクトの慰労会とバッティングしたのだが、開催の時間帯がズレたので、両方に参加が叶った。 1本持って来いと仰るので、オフィス近くのワイン屋さんでピックアップしたのが、此れ。 向かった場所は、「炎のつけ麺」(43回目)の3階部分。 差詰、「nagisancai」。

今日のワイン 其の832
良く見るとボトルに参加者が写って居る(笑)が、派手なエチケットカラーのヘス。 上級キュベのカルト的なボトルには手が出ないが、「セレクト」クラスなら大丈夫だ。 皆さんもボトルを用意されて居ると云う状況を把握出来ずに、赤いスパークリングに続けて開けて仕舞った。 まぁ、フランクな御集だったので、そんな不調法も許して頂ける…よね。

濃いガーネットの色相だが、ブラックチェリー主体のブーケに其程のパワーを感じない。 口にしても比較的大人しい印象で、以前のヴィンテージとは別物と云って良い位に落ち着きが出た。 残糖感が気に為る点も大幅にインプルーブされたが、其れでも未だ「甘さ」は表に出て居る。 アフターに此れを引かなく為った点は大いに評価したい。 やや頼り無いとさえ思わせるソフトなタッチ。 其処に有るのは、菫、フランボワーズ、プラム。 甘さの中に薄荷が感じられ、樽由来のロースト感やバニラ様の味わいに溶ける。 タンニンは少なくないのだがボリュームは薄く、軽い粒が沢山集まった様だ。 スパイシーな要素は上がって来るのにやや時間が必要らしい。 以前よりも大人に変身した分、皆に受け入れて貰えそうだが、ヘスっぽさは後退した。 尚、CS100%では無く、84%にプティシラー9%、メルロー4%、シラー2%、マルベック1%と云うセパージュ。

主催されたYさん、呼んで下さったTさん、御集りの皆さん、有難うございました.。

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