海鳴@鎌倉 其の862013/04/06 01:01:00

何と26ヶ月振りの訪問に為って仕舞ったが、今井さんは覚えて居て下さった。 以前は、今井さんのチャーシュウで壱岐っ娘を頂いた物だが、アルコールに重きを置か無くなさってから、酒呑な小生の足が夜の鎌倉から遠ざかって居た。 大崎公園でダイヤモンド富士を楽しんだ帰路、バスで鎌倉駅に降り立ったので、超久し振りに今井さんの一杯を頂きたく為った。

御願いしたのは、正油つけ麺。 今井さんの調理はとても速いと記憶して居るが、つけ麺は麺が太く、茹時間が長いので、レンズを交換する余裕が有った(笑)。

海鳴@鎌倉 其の86-1
丸くて太い麺。 小麦粉の風味が高い麺をじっくりと急がずに茹でて、素晴らしい喰感も併せ持たせた。 直喰に適した麺で、非常に好みだ。 ドンドン、麺喰が進む。

海鳴@鎌倉 其の86-2
ヤバイと気付いて、漬汁へ。 魚粉も使われて居ると思うのだが、節の風味がとても高くて洗練された印象。 嫌味が全く出て居ない。 此れは鮪の節かな… 煮干を抑えて、節で魚介感を出すのは、結構好きだ。 漬汁を生で飲み干そうとすると、今井さんが「割りましょう」と声を掛けて下さった。 やや粉々した印象も薄れて、割っても美味だ。
矢っ張り、特筆して置きたい。 今井さんのチャーシュウは頗る美味い。 レアでは無くて、ウェルダンの旨さなので有る。 タレを殆ど使わずに肉本来の旨さを炙り加減で上手に引き出して居る。 う~ん、此れで一杯…と云うのは、古き佳き想い出だな。
良いフォトも撮れたし、久し振りの今井さんの作品もとても美味しかったし… 満足して戻る。

ダイヤモンド富士 其の22013/04/06 02:02:00

予想した様に前夕の西浜からのダイヤモンド富士は雲に邪魔された様だ。 此の日も15時迄の天気予報は何処も16時以降は曇りと報じて居る。 いえいえ、雲が掛かるのは20時を過ぎると踏んで、電車の中でピンポイント予報をチェックすると、5つ(5時間)の曇マークが晴と月に変わる。 「俺の予報が正しいっ」と鼻を膨らませて、逗子駅へ。 タイミング良く、遅れて来たバスに揺られて小坪海岸へ。 此処からは超上り坂だが、スマフォの徒歩ナビは、幅1mの階段迄的確に案内して呉れる。 喘ぎ登る事、15分。

ダイヤモンド富士 其の2-1
到着したのは、大崎公園。 江ノ島の上、やや右に富士山が淡く薄く見えて居るのが、此のフォトでも辛うじて判る。 右下は逗子マリーナ。 此処から上がって来たのだ、御苦労様なので有る。 予定して居た撮影場所は70m程南だった。 其処からだと富士山の頂上からの鉛直線上に江ノ島灯台が位置する筈なのだが、其の場所には樹木が茂って居て展望が開けない。 仕方なく、此処迄戻った。 ロケハンして無かったからなぁ… 前々日のローカル海岸の時と違って、公園の各展望スポットには総勢30名程がカメラを構えて居る。 御馴染さん同士の会話も伺って居ると面白い。 小生が此処と決めた最南のスポットは、余り人気が無い様で、外国人御一人を含めて、4人の方しかいらっしゃらない。 此の日の見え方からすると、隠れる寸前の太陽が鉢に嵌るのを撮るには、公園内では南程条件が良いと思うのだが、皆さん其々の価値観で撮影場所を決められるのだろう。(翌日は公園の北側程、鉢への収まり具合が良い筈だが、絶対に大嵐に為る) ダイヤモンド富士の撮影条件云々だけでなく、此処からのビューが一番趣が有ると思うんだがなぁ…(構図的には富士山と江ノ島がもう少し離れる北側のスポットが良いのかも) 大崎公園の北側隣には、もう少し標高の高い披露山が有るが、其処では此の日の条件は良く無い。 でも、50人も集まって居るとの情報が齎された。 ちゃんと計算して居る? ネットの情報を鵜呑にするとズレますよ。 そんな事はおくびにも出さない小生に皆さんは色々と教えて下さる。 確かに計算は小生の方が得意だと思われるが、経験では御集りの諸兄の足元にも及ばない(何しろ初めて此処に来たし、ダイヤモンド富士を撮るのも前々日に続いて2回目なのだ)ので、有難く伺った。 もう、何年もダイヤモンド富士を撮って居ると云う方は、最新のオリンパスペンを手にされて居る。 フィルム時代にはOM-1だったと、小生の E-M5 を見て仰った。 此れからもオリンパスを御贔屓に… 公園の廻りは、超が付く高級住宅街だが、其方に御住まいと思われる外国人ファミリーも来て居らしたが、何遍来ても曇りだったとの事で、如何にも外国人らしい驚嘆振りが良いねぇ。

ダイヤモンド富士 其の2-2
此の頃に為ると富士のシルエットがハッキリして来る。 高層雲のフィルターが掛かり、太陽の輪郭はボケて居る。 「良く見えそうだ」、「イヤ、残念そうだ」の声が飛び交う。

ダイヤモンド富士 其の2-3
「タッチ!」と声が掛かった。

ダイヤモンド富士 其の2-4
計算ピッタリ! の図。

ダイヤモンド富士 其の2-5
うむ、美しい物だな… 此の絵なら富士が右にシフトする北側のスポットの方がコンポジション的にベターだろう。