ダイヤモンド富士 其の12013/04/05 01:01:00

酷い嵐の日だったが、夕刻には西の雲は取れると踏んで、オフィスを早目に出る。

ダイヤモンド富士 其の1-4
地元の海岸に出て見ると思った以上に澄んだ空気で伊豆大島(66キロ)が其処に有る様に見えるし、利島(90キロ)もクッキリ。

ダイヤモンド富士 其の1-5
嵐の後の大波を目当のサーファーにピントを合わせて江ノ島から房総方面を16:9で切り撮った。 波のサイズは期待外れだった様だが、房総や伊豆のスカイラインエッジも立って居る。

ダイヤモンド富士 其の1-6
伊豆半島にレンズを向けて居ると当然、ミニチュアダックスがファインダーに飛び込んで来た。 慌てて絞って撮ったのだが、砂浜の暗さに埋もれて仕舞った。 で、砂浜だけを思いっ切り明るくしたので、何か不自然。 でも、此のワンコは後で擦り寄って来た可愛い奴だから、此れで良いのだ(笑)。

ダイヤモンド富士 其の1-7
南の空の巻雲も美しいが、厚い雲が残る西の空も傾いた陽を受けて、おどろおどろしくも芸術的。
ダイヤモンド富士 其の1-8
此の夕には此処からダイヤモンド富士が見える。 少し前迄の荒天で諦めた人が多いのか、此処からの眺めでは面白味が薄いのか、カメラマンの姿は殆ど見えない。 先のフォトのミニチュアダックスの御姉さんは見て帰られたが、携帯のカメラを富士に向ける犬連れの人達に情報を流したい位だ。

厚い雲と頂上の間には僅かな青空が挟まれて居る。 雲を抜け落ちて来た太陽が頂上に落ちる迄に何枚も撮った。
ダイヤモンド富士 其の1-1
此処からの富士は仰角が高いので、御日様が思った以上に明るい。 次回は何らかの対策を講じよう。 単にNDフィルターを掛けるだけでは駄目だろうな。

ダイヤモンド富士 其の1-2
太陽が山影に隠れた瞬間。 北側の稜線がメタボなのは厚い雲が掛かって居るからだ。 南側も同様なのだが、此方は陽が透ける。 結構な人数が浜に居たと知れたが、ほぼ等間隔に並んで居るのが面白い。

ダイヤモンド富士 其の1-3
更に陽光の角度が上がり、低い雲の影が上の雲に出来ると云う面白いシーン。

もう少し暗く為る迄粘ろうかと思ったのだが、予定を変更して渦へ。 翌日の渦近くの海岸からのダイヤモンド富士は、雲に遮られそうだと予想したからだ。 小学生の頃から天気図を引いて居た経験が、こんな処で役に立った。

紫 くろ喜 其の112013/04/05 23:23:00

土筆誰の子、杉菜の子。
紫 くろ喜 其の11-3
そろそろシーズンも御終い。

前週は、饗の日に伺ったので、紫は2週間振り。 13時を過ぎたタイミングでも行列は確り、10人程。 新しいスタッフのTさんにも紹介して頂いたが、覚え切れないよね(笑)。 後ろに続かれたのは、過日、飯田商店の行列でも此の順番で並ばれた、やまらぁの御主人。 前回、「伺います…」見たいな調子の良い事を云ったのに…

紫 くろ喜 其の11-1

紫 くろ喜 其の11-2
此の日のつけ麺は、久しく頂いて居なかった「鴨白湯つけそば」のターンに当る。 そうだ、白湯の時は手揉麺を使うのだった。 此の多加水の手揉麺をつけそばに使うと喰感が、面白い。 ピニュピニュとして、柔らかい様な餅ぃ様なで不思議な感じだ。 濃厚な鴨の白湯の漬汁との相性も良い。 此のスープ、油感の中に醤油が隠れて居るが、其のニュアンスはきちんと出ると云う高級フレンチにも通じる様な技が使われて居る。 そっと浮かせた焦がし葱が、香ばしいポイント。 オニオンのコンフィの優しい味わいや春菊と合わせた時のコンビネイションにも驚かされる。 絶品のメンマ、鴨チャーシュウも此の漬汁に浸すのが好みだ。 ややオイリーにも感じるが、スープは割らずに完飲。 うん、此れも美味しい。