今日の蔦 其の58 ― 2013/01/16 20:49:38
蝋梅が咲き始めた。
渦には1週間以上御無沙汰して居るが、早朝の「湘南獅龍麺」は毎日欠かさない。 数は減ったが、コンビニの棚に有る限りは朝喰は決まり。
そんな日の昼に蔦へ廻る。 前日に厨房機器のトラブルで休業を余儀無くされたので、此の日は昼で売り切るだろうと踏んだからだ。 閉店迄30分と云うタイミングに満席。 当然、其れ迄の賑わいは、「対応出来ません」と嬉しい悲鳴が続いた様だ。 凄い人気で本当に良かったし、当然の帰結と小生の鼻息も荒く為る。
もう小生で打ち止めかと思って、ビールを頼んだら、後客は7名を数えて、もう一度吃驚。 祐貴君が昼には無い?摘みを気遣って呉れた。 有り難く恵比寿を味わった後は、「チャーシュー味噌そば」。 偶には豪勢に、と御願いした。
黒い受皿にデザイン性の高い丼、洒落た蓮華。 格好良く為って、店の空気感が昂揚した印象が有る。 蔦の味噌スープは独特の風味が有る。 小生は此のハーブ的エスニックの風合が豆味噌に溶け合うイメージがとても好きだ。 普段は当てで頂くチャーシューが、丼の中でスープと麺を取り持つ。 麺も中力粉等を変えて打ったそうで、ツルっとした肌理の中に少し残したボソッとが実に良いねぇ。 冬バージョンのスープには少し多目の生姜が効いて居て、気持迄暖まる。 醤油は既に評価が確立して居るが、味噌だって何処にも引けは取るまい。 うん、否が応でも人気に為る味わいだ。
少し居残って居たら、祐貴君に良く似た愛娘ちゃんの拝顔の栄に浴す事が出来た。 可愛いねぇ…って、御父さんもそう為ると云うロジックかい(笑)?