饗 くろ喜@秋葉原 其の112013/01/11 23:23:00

陽が傾き日陰に為った公園の隅で身を寄せ合う様な木瓜の花。
饗 くろ喜@秋葉原 其の11-1
寒くて体裁なんて構って居られないって風情に E-M5 を向けて見た。

2013年のくろ喜、初訪。 金曜日なので「紫」かと思ったら、「饗」の特別営業だそうで… 超行列が予想されたので、早目に到着。 2,3名の方がいらっしゃるタイミングが良いと思って居たら、4人目で店サイドに並べる最後の位置に嵌まる。 而も前の方は、見知った方で待ち時間も短く感じられた。 開店時刻には20数名の方が並ばれた様で、黒木さんが御近所を気遣かわれて居らっしゃる。 繁盛店は此が大変なんだよね。

饗 くろ喜@秋葉原 其の11-2
此の日のラーメンは限定の「焼きアゴそば」だけだそうで、有り難く其れを頂く。 拘りの詳細は黒木さんのブログを拝読して存知上げて居たのだが、美味だねぇ。 スープを啜ると香ばしくも洗練された魚のニュアンスが適度に感じ取れる。 強過ぎず、弱過ぎず、実に適切に巧みに塩風味に溶け込んで居る。 此が焼きアゴなんでしょう。 塩も燻したそうで、只の塩とは風合も違う見たい。 手揉みの平打麺はプルプルキシュキシュの素敵な喰感で、小麦粉の風味も高い。 丁寧な盛り付けの塩味の鶏スープで炊いた穂先メンマ、醪漬のチャーシュー、更に分葱の小口切、と全てに手を抜かない黒木さんの真骨頂が余す処無く発揮されて居る。 熱々のスープで確り暖まって、店を出ると矢っ張り20人位の方が御待ちだった。

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