今日のワイン 其の8042012/12/31 07:31:21

シンテジ・アリアニコ・デル・ヴルトゥーレ パテルノステル
Synthesi Aglianico Del Vulture 2008 Paternoster 

今日のワイン 其の804-1
此の5月にリニューアルオープンしたパレスホテル東京。 如何にも新しい造りの中に落ち着きが有る。 濡れずに東京駅に辿り着ける(多少大廻りには為る)ので、利用し易い。 カジュアルなディナーに誘われて、旧友4人で集まったのはグランド・キッチン。 リーズナブルな値段で寛がせて呉れるのが、此処の魅力だと思う。 其処で選んだのが此れ。 もし、ラトゥールの方が御好みであれば、6Fのクラウンに行けば良い…と思う(笑)。 過日、シニア・ワインエキスパートのCさんが、渦にタウラージを持って来られたのを想い出して「伊太利亜の土踏まず」、バジリカータのアリアニコを選んだのだが、一寸南と云うだけで、随分と印象が違う物だな。 元々、此の希臘(ギリシャ)由来の品種はタニックなボトルが多いが、此れは比較的スムーズなスタイルだ。

今日のワイン 其の804-2
カラーはパープル系の濃いルビーレッド。 ブーケを嗅いだ時に、青森の林檎チップスを連想して仕舞った。 其処に芳香族…詰まり、トラックの排煙見たいな匂い。 いや、そんなに嫌な臭みでは無いのだが、エーテル香と云うのが普通の表現かな。 10分もすると、黒いチェリーだのプルーンだのと普通の香りに収まって行く。 味わいとしては、ドライなタンニンに支配されたテイストに思える。 スパイシーさの根元にコーラと云うか、錆のニュアンスが有り、好みが分かれる処。 此れがアフターに廻られると、嫌だな。 小生には一寸個性的過ぎるボトル見たいだ。

今日の渦 其の4892012/12/31 16:21:17

大晦日は恒例の買い出し。 もう慣れたスケジュールと云って良いだろう。 早朝に開店する鮮魚店や肉屋等を廻って居ると11時に為る。 渦でラーメンの喰べ納めをして、チャーシュウをピックアップ。 ロックスオフでワインを調達して、最後に御鮨屋さんの玉子焼を頂いて、14時に帰宅と云う6時間コース。 そして、大晦日の宴会と正月の準備の仕上げに掛かる…

そんな2012年のラーメン徹尾を飾った渦。 開店20分前に到着してSP。 待時間が読めない状況は嫌いなので、シャッターを目指す事が多い。 まぁ、奥さんと一緒だと色々起こるのだが…2012年は計画通りに事が運んだ。 開店時刻には20名程が集まって居た。(其後は比較的ゆっくりと云う情報が齎されたが)

今日の渦 其の489-1
湘南獅龍麺は、此の日が最後の提饗だった筈なので、少々悩んだのだが、久し振りに素面で頂きたかったのは、味噌。 冬の味噌は有難い。 適度な甘さと僅かなピリっとした味噌テイスト。 独特の旨味を閉じ込めた味噌スープは、大層な好み。 味噌味を他で喰べる事は稀だ。 其れは渦の味噌が一番ピッタリ来るからだ。 勿論、オヤジさんの一杯(閉店して仕舞ったが)、其れに対する力丸君のアジャストメント、更に祐貴君の革新的な味わい、黒木さんの驚きの濃厚味…等、美味しい味噌作品を頂いて居るが、今や旧藤沢時代のめじろの味噌の面影を一番残して居る此の一杯にノスタルジックを感じる。 いや郷愁だけでは無く、渦の味噌はTRYで6番手に付ける程に実力が認められて居る。 個性的と云うアスペクトなら、醤油(湘南湯麺)よりも其れが判り易いだろう。 其れにしても、此の味噌スープは不思議に美味い。 蘖は省かれて、岩海苔(かな?:そんなに磯っぽくない)が乗った。 チャーシュウは此の仄かに甘いスープにベストマッチだ。 もし、「スープとのコンビネイションを最も考慮されたチャーシュウ」と云う企画賞が有れば、上位は間違い無い。 熱々のスープに浮かぶ麺を啜ると、「スープとの相性を云々するなら、麺を忘れないで!」と云う声が確かに丼から聞こえた…ね。
実は此の数日、風邪でずっこけて居たのだが、ラーメン抜きの4日間は「大晦日は渦の味噌」と焦がれ続けて来たのだ。 うん、此れで漸く2012年に幕を引けそうだ。

今日の渦 其の489-2
奥さんの醤油煮干の和えそば。 此方も洗練された煮干が相変わらず素敵だ。