ロックンロールワン@町田 其の1042012/11/23 23:23:00

デパートで流れるのは、クリスマスソング。
ロックンロールワン@町田 其の104-1
ツリーの点灯式に地元のアイドルユニットが着物で(WHY)登場する(スタッフの田制さん情報)、そんな季節。 ユウタも27歳か… 此方も歳を取る筈だ。 3連休には其の誕生日記念の限定が提饗されると聞いて、止むを得ず(笑)、ワインの1本もぶら提げて雨の中、町田に向かう。 休日に此の時刻の小田急に乗るのは久し振りだ。 祝日の場合、御客様の出足は早い。 でも、2分のギャップでポールポジションを占める。 うん、初杯は小生が頂くのだ。

ロックンロールワン@町田 其の104-2
此の日の作品は、「ネオクラシックな支那そば」だそうだ。 嶋崎さんの「16才」や「昔ならぁめん」を基調にして居ると伺った。

ロックンロールワン@町田 其の104-3
澄んだスープからは、先日頂いた「昔ならぁめん」の様な香りが漂って来る。 味わいはとても淡麗な印象で、アッサリとして居る。 だが、其処は嶋崎さんの御薫陶宜しきを得て、充分なコクと複雑な味わいが感じられる。 確かにノスタルジックなテイストだが、「ネオ」の冠は伊達では無い。 何処かに新しく若々しい息吹も感じ取れる。 成程、温故知新がテーマなのかも知れない。 昼や夕喰は云うに及ばず、朝ラ~にも良いだろう。 但し、呑んだ後の〆には向かない。 此の繊細さは酔舌向きの味わいでは無いだろう。 ジロリアンには評価して貰えないかも知れないが、100人に均しく受け入れて貰えるなんて有り得ない。 乗って居る具材だが、チャーシューは豚腿肉だそうで、贅沢な素材に思える。 穂先メンマに加えた蒲鉾と菠薐草(小松菜かな)が、昭和を感じさせる。 此の青菜の温度がスープに比べて少し低い。 ユウタが何かネガティブなコメントを、と云うので、味わいの話では無いのだが、そう伝えた。 使われて居る細麺は2号と一緒に思えるが、此の佳雅なスープとのマッチングは上々だ。 此の作品の場合は、摘む麺量は少ない方がスープの味わいを堪能出来る。 鷲掴みにして口に運んでは旨さが半減する。
ユウタも中々に腕を上げた。 そう、もう直ぐ飛翔の時だ。

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