饗 くろ喜@秋葉原 其の52012/10/16 23:23:00

此の日は少し時間に余裕が有ったので、オフィスから歩いて見た。 2キロは無い距離で、25分程で到着。 味噌らーめんが再開されたと伺ったのだが、とても独特な味わいとの評判を耳にして居たので、是非頂きたいと思って居たのだ。

饗 くろ喜@秋葉原 其の5
此が其の作品。 黒木さんが「うちのは濃いですよぉ」と仰る。 沢山の野菜を炒めて太麺の上に乗せる。 ジローやトナリ程では無いが、湯麺の様な中々のボリュームだ。 でも、此のしんなりした野菜がとても好い感じだ。 スープを啜ろうかと思ったのだが、啜る場所が見つからなくて(笑)、太麺に手を付ける。 麺は太くて餅々感が強い。 全粒粉を使って居るので、此の喰感が出るらしい。 スープは濃厚な味噌。 とてもコンクで、ソースは大袈裟かな、絡んで来る。 何処かに生姜やナッツの味わいが有るが、魚介も香る複雑な味わいだ。 「味噌+魚介」は小生の不得手なパターンなのだが、此の煮干と海老はクリーミーな味噌に良く溶け込んで居て美味。 複雑なテイストで、ひとつひとつの味の要素が何なのかは、小生如きには判別の付く筈も無いが、トータルとしての最終的に感じるテイストは、矢張、格別だ。 確かに独特の味噌の味わいだが、評判を取るだけの事は有る。 葱に掛かって居るのはケチャップ風のチリソース。 亦、香辛油がカウンターに有り、黒木さんが薦めて下さる。 6種類の唐辛子を使って居るが、辛いのはふたつだけで、4つは甘いそうだ。 確かに香ばしい風味が増して、良い印象だ。 1センチは有ろうかと云うバラ肉の角煮風のチャーシュウは、柔らかくてボリューミー。 確り御腹に貯まるが、きっちり美味い。 太麺、チャーシュウ、野菜を喰べ終わると、流石に此の超濃スープを飲み干すのは難しい。 申し訳ないのだが、残して仕舞った。 嵌まると癖に為って通い続ける… そんな味わいだねぇ。 怖い、怖い(笑)。