F1 2012年 カナダGP 決勝2012/06/11 07:22:56

クオリファイは、ルイスにコンマ3もの大差(TVでは僅差と云ってたが)を付けて、セブがPP。 セブのドヤ顔は久し振りに見るかな。 此処はルイスが速いと思って居たのだが、セブが決してパーフェクトでは無い1周でトップタイムを叩き出した。 トップスピードは一番遅い程なのだが、コーナーで稼いで居るんだなぁ… 続くのは、剛腕で繊細なフェルナンド。 赤い車を常に上位に持って来るのは流石だ。 好調に転じたフェリペだが、フェルナンドの壁は厚く、マーク、ニコに続く6番手。 此れで、定位置復帰かな。 是非、ポディウムを目指して頑張って欲しい。

早起きして、生で観る事にしたファイナル。 前年は大雨に祟られたが、今回は天気は問題無い様だ。 マークとジェンソンとキミがSSタイヤで、他はSタイヤ。 1コーナー迄の距離は長く無いのだが、セブは好スタート、各車順調にアクシデントも無く、オープニングラップを熟なす。 トップスピードに劣るセブは、DRSタイミング迄に1秒逃げたい。 1.1秒を最初の1周で築き、3周目には早くも、1.4秒だ。 フェリペがニコの前に出て居るな。 ニコは、ポールにも抜かれる… 何か有るかな? チームからは、燃料を節約しろ、タイヤを空転させるな、と色々云われて居る。 ルイスがセブに2秒以上のギャップを築かせまいと追い立てる。 6周目、フェリペ、折角良いポジションに居たのだが、2コーナーの手前でスピン… やっぱり、フェリペなんだな。 12番手に為って仕舞う。 12周目のセブのリードは1.5秒。 徐々にルイスが縮めて居る。
最初のタイヤ交換は、13周目にバイブレーションを訴えて居たフェリペから。 バイブレーションはスピンの影響だったのだろうか。 翌周には、ポール、ミハエル… 15周目にキミがあっさりジェンソンを交わす。 二人ともSタイヤなのだが… ジェンソンは16周目にSSに履き替える。 此れではワンストップは無いな。
さぁ、16周目に為ると、セブのミスも有って、ルイスが0.7秒差に迫った処で、セブが最初のPI 。 Sタイヤに交換。 18周目にはルイスが入り、見事にセブの前に戻る。 トップに立ったフェルナンドが飛ばしに飛ばして、タイヤ交換で先頭を奪いたいと頑張る。 20周目のPI 後、首尾良くルイスの前に戻った! ルイスが抜き返すなら、此の1周だが…流石、DRSでルイスが先頭を奪い返す。 さぁ、セブはどうだ? こう為るとルイスは速い、セブは早くフェルナンドの前に出ないとルイスに行かれて仕舞うのだが… 抜けないねぇ。 30周目にはDRSギャップすら逃して仕舞う。 一方のルイスは、ファステストでギャップを3秒以上に広げる。 モントリオールに強いルイスに有利な展開に為った。 7人目のウィナーは、此れで決まったか?
34周目、ジェンソンがSSに交換、へ? 3ストッパーかいな。 一方、キミとセルジオは1ストップ作戦だろう。 ふたりのペースは35周目のタイミングでは悪く無い。 セルジオは新品のSSを持って居た筈だが、キミは持って無いよね… ふたりがPI する前の順位は、ルイス、フェルナンド、セブ、キミ、セルジオ、マーク、ニコ… おっと、ニコが39周目に最後のタイヤ交換。 41周目、キミがSSに交換、3周使った古タイヤで30周走るのだ。 翌周、セルジオも同じくSSに交換したが、此方は新品。
45周目にミハエルはDRSが閉じなく為って、リタイヤ。 不運続きだねぇ。 トップ3のギャップが3.3秒で揃う。 詰まり、フェルナンドがペースを上げたと云う感じだ。 50周目、ルイスが最後のPI 。新品のSタイヤで出て行くが、やや時間が掛かった作業。 ガールフレンドが苛立って居るのが、国際映像で流される(笑)。 フェルナンドは当然、此処ぞと飛ばす。 勿論、ルイスにも「全力で!」の指示。 其れを実行出来るのが、ルイスの強さだ。 「フェルナンドより1秒速いぞ Good Job! 」のラジオ。 フェルナンドの最後のPI は… いや、此の儘、チェッカーを受ける作戦か? セブも?? 其れは無理だべ。 なんて遣って居る内に、ルイスがセブに毎周1秒づつ迫る。 フェルナンドにして見れば、セブにルイスを抑えて欲しい処なのだが、DRSを使われれば、セブはルイスの敵では無い。 62周目にルイスがセブの前に出て、フェルナンドを追撃。 翌周にセブは堪え切れずにタイヤ交換。 1ストップ作戦は成功しなかった。 ルイスがフェルナンドに追い付くのは時間の問題だろう。 勢いに乗ったルイスの強さ、タイヤの差も有り、64周目に抵抗出来ないフェルナンドは、為す術も無くルイスに譲る。 フェルナンドのタイヤももう限界。 此儘では、フェルナンドはポディウムポジションには留まれまい。 66周目には、同じワンストッパーだが、ロメが2番手に上がる。 次にフェルナンドに迫るのは、セルジオ。 セブはチャンピオンズウォールにキスしたが、大丈夫か? 68周目にセルジオが来るが、最早、フェルナンドは何も抵抗出来ない。 ラスマイで、セブにも交わされたかぁ…
20120611 F1 2012年 カナダGP 決勝
さぁ、7人目のウィナー、ルイスがチェッカー! おめでとう。 ロメ、セルジオ、セブ、フェルナンドはニコには交わされず…だったね。

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