F1 2012年 スペインGP 決勝2012/05/13 23:29:58

クオリファイで、コンマ5秒差と云う抜群の速さを見せ付けたルイスが、検査用の燃料不足で失格。 セブはタイヤ温存作戦でタイムを出さず8番グリッド。 ジェンソンはタイムが伸びずにQ2でノックアウト。 マークは此処迄カットオフタイムが向上するとは思わなかったと云う判断ミス。

ファイナルでは、全車、ソフトタイヤを選択してのスタート。 フェルナンドがパストゥールを抑えて、1コーナーへ。 棚ボタのPPのパストゥールだったが、此処は貫録負け。 カタルーニャのスタンドは総立ちだ。 3番手にはキミ、ニコが続く。
10周目にタイムの落ちて居たフェルナンドがPI して、ハードタイヤに履き替える。 12周目にはパストゥールとキミも入る。 上位3台がタイヤ交換を済ませたタイミングにルイスが最後尾から4番手に上がって来て居る。 どんな作戦を取るのか? 2ストップ?? 15周目にルイスがPI するが、このタイミングでは2ストップは難しいかな? ハードタイヤで出て行く。 リヤのタイヤを踏んだ様で、マシンが弾む。 ラジオの内容からすると、矢張、2ストップ作戦見たいだ。 13周目にミハエルがブルーノに追突して、2台ともレースを棒に振る。 後ろのセブとジェンソンがデブリを浴びる。 大丈夫? 20周目、2回目のPI の前の順位は、フェルナンド、パストゥール、キミ、ロメ、ニコ、セブ、ジェンソン、可夢偉。 フェルナンドのリードは1.7秒。 だが、パストゥールがコンマ2づつ追い上げる。 ルイスは9番手だが、其の前は因縁のフェリペ。 36周目に堪らずルイスはPI 。 うーん、厳しいなぁ。
25周目パストゥールがPIして、アンダーカットを狙う。 フェルナンドは反応せず…か、いや27周目に入って… 楽にパストゥールがトップ奪取。 フェラーリの作戦は判らんなぁ。 翌周にキミとセブがタイヤ交換。 其のセブは黄旗無視(ミハエルの追突事故の時)で、フェリペと一緒にドライブスルーペナルティ。
レース半分の時点で、パストゥールとフェルナンドのギャップは7秒に開く。 パストゥールには、「タイヤ労れ」の指示が繰り返される。 34周目に可夢偉がジェンソンを交わす。 さぁ、可夢偉は前のニコを狙えるか? ジェンソンはセブにもアッサリ抜かれて仕舞う。 ソフトタイヤには厳しいかな? 今回はインターミディエイトをスキップしたタイヤの提供だから… 39周目にジェンソンもタイヤ交換。 41周目にニコが入る。 さぁ、可夢偉は飛ばせるかな。 パストゥールも翌周に入るが、ピット作業がやや遅れて… フェルナンドの15秒後ろに戻る。 此れなら大丈夫。 可夢偉も入って…、駄目、ニコの後ろに戻る。 43周目、セブが4回目のPI 。 フロントノーズを交換。 前にマークがフロントのダウンフォースが無いと、ノーズ交換して居るので、何か有る?
45周目、フェルナンドが最後のPI 。 47周目にパストゥールが、キミを交わして先頭を取り返す。 其れにしても、キミは何で入らない? 漸く、48周目にタイヤ交換。 此れでは、ロメの後ろになっちゃうよ。 あ、ロメはもう1回入るのね。 一方、フェルナンドはファステストを出して、最後の追い上げ。 50周目にはDRSギャップに詰まった。 フェルナンドは一度ギャップを広げて、改めて追撃。 カタルーニャの声援が赤いマシンをプッシュする。 いや、もうタイヤが苦しいか… 残り5周で2秒にギャップが開いた。 このマシンでは、此処迄か。 フランクの血圧が上がり、心臓の音が聞こえて来そうだ。
F1 2012年 スペインGP 決勝
パストゥールが嬉しい初勝利。 フランク爺さん、70歳、心臓発作なんか起こさないと良いけれど(笑)。 うーん、ベネズエラの国歌って初めて聞いたな。 フェルナンドとキミがパストゥールをリフトアップして… 良いシーンだった。 そう、何時もの様に淡々と走ったキミが3番手。 ロメに続いて可夢偉。 61周目にニコを交わして、5位に上がって居たのだ。 最高順位だね。

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