今日のめじろ@藤沢 其の6472012/04/16 01:01:00

日曜日、横浜からの帰りの道路は結構な渋滞。 久し振りの運転で、此れは嫌だと裏道へ。 昔、走った裏道は様変わりはして居た物の繋がって居た。 めじろ藤沢店に一番近い駐車場はパチンコ屋さんだが、此処は一般車輌もOKなのだ。 もう、14時を廻ったタイミングだったが、15時迄の営業時間は有難い。 オヤジさんは元気に厨房に立って居た。 うん、良かった(笑)。

今日のめじろ@藤沢 其の647
この日も醤油ら~めんに焦がし葱のトッピング。 開店当初に焦がし葱のボリュームに言及して以来、沢山乗せて頂ける(笑)。 小生はオヤジさんの焦がし葱が好きなので、有り難い。 適度な香ばしさとパリッとして、油感が程々なのが良い。 麺は渦と同じ製麺屋さんと伺ったが、餅ぃ印象と切れの感じられる良い麺で、オヤジさんの優しい湯切りにもマッチして居る。 スープは、きついインパクトを抑えたマイルドな和風。 昔からのオヤジさんのタッチが息づいて居る。 どんな時でも、ホッとする一杯なのだ。

らーめん美学屋@木場 20回目2012/04/16 21:27:38

3週連続で美学屋さんへ。

らーめん美学屋@木場 20回目-1

らーめん美学屋@木場 20回目-2
前週に続いて、カレーつけ麺。 陽気が良く為った所為か、美学屋さんも「トナリ」も大繁盛だ。 危なく8人グループの後ろに為る処だった… もう一度、カレーつけ麺が頂きたくて、900円のボタンをプッシュ。 通常のつけ麺よりも更に太い麺で茹時間は、10分位掛かる様だ。 でも、この太麺は中々好みで、ややゴワっとした喰感が、美学屋さんの加水率の高い他の麺とは随分異なる。 何時もの事だが、結構、直喰して仕舞った。 美学屋さんの漬汁は、然程熱く無い。 ジワ~と攻めて来る辛さは相変わらずだが、前回よりも醤油と云うか、塩っぱさを感じた。 でも、其れが悪いと云う訳では無い。 微塵切りのオニオンが入って居るのだが、此れが結構なポイントに為って居る。 カレーって、一度喰べ始めると、後を引くと云うか、癖に為るなぁ… 今度は、御父さんに為った、祐貴君のカレーも喰べたいな…

芹葉飛燕草(セリバヒエンソウ)2012/04/16 21:30:53

昨年も短い記事乍、取り上げたこの花。 其の際に分類を記したが、此れに関して御質問を頂戴したので、少し丁寧に書いて置きたい。 昨年は「キンポウゲ科 オオヒエンソウ属/デルフィニウム属」と書いたのだが、このふたつの属名は日本語表記と横文字表記の違いだけで、同じ属を表して居る。 「 Delphinium 属」と書けば良かったかも知れない。 Delphinium は、希臘(ギリシャ)語の「delphinos(海豚:イルカ)」が語源だが、此れは花形では無く蕾の形が由来。 欧米人と東洋人では、目の付け処が違うらしい(笑)。 Delphinium 属は、嘗てはヒエンソウ属と邦訳されて居たが、飛燕草が Delphinium 属から Consolida 属に移されたので、Delphinium 属の和名は、オオヒエンソウ属と改められた。 飛燕草の学名も、Delphinium ajacis から Consolida ambigua に変わり、此れに伴い、Consolida 属の和名がヒエンソウ属と為った。 この辺りの事情を知らずに(或いは無視して)書かれた文献も少なくないので、混乱を来たして居る様だ。 更に、芹葉飛燕草を飛燕草と紹介して居るケースも有って、混乱に拍車を掛ける… 前述の様に「デルフィニウム」と云うのは花の名前では無く属名なのだが、花屋さんの店先には飛燕草の仲間の園芸品種が、この花名で並んで居て、もう訳が判らなく為って仕舞った。
尚、芹葉飛燕草の学名は、「Delphinium anthriscifolium」。 anthriscifolium は、「(セリ科の)シャク属(Anthriscus)の様な葉を持つ」と云う意味だ。

芹葉飛燕草(セリバヒエンソウ)-1
<フォト1:芹葉飛燕草>

芹葉飛燕草(セリバヒエンソウ)-2
<フォト2:飛燕草>

芹葉飛燕草(セリバヒエンソウ)-3
<フォト3:デルフィニウムの名で販売されて居る園芸種>

芹葉飛燕草は中国原産で、明治時代に日本に渡来した。 栽培されて居た小石川植物園から逃げ出し(逸出帰化種)て、関東地方で野生化した。 中国の「還亮草」や「魚燈蘇」が、芹葉飛燕草に思える。 亦、「中国本草図録」(中国の図鑑)の Ⅵ/2591 では「寛距翠雀花」、Ⅶ/3088 では「川西翠雀花」、「川黔翠雀花」、「鐵脚草烏」として紹介されて居る。 矢張、鳥に関わる名称が多い様だ。 この他にも中国での花名が此等の中国の図鑑に掲載されて居るが、日本の漢字には無い文字が使われて居るので、表記出来ない…
花はブルーが入った紫色で、疎らな総状花序に付く。 外側の花弁状に見えるのは萼片で、5枚有る。 最上部の萼片は10mm程の距を持つ。 花径と云うか(花弁に見える)萼片の直径は、10~20mm。 上側の2枚の花弁は斜めに延びる長い距(此処から大量の蜜を分泌)を持ち、下側の花弁2枚は10本程有る雄蕊を覆う様に寄り添う。 小さなバナナの様な3本の鞘は、袋果(果皮が破れて種子を弾き飛ばす)だ。 デルフィニウム属の花らしく、アルカロイドの一種で有るデルフィニンを含み、喰べると下痢や嘔吐を発症し、死亡する事も有る。
花言葉は、「軽薄」、「華やかな雰囲気の」、「陽気」等が見付かった。 3つ重なると… そんな人、思い当たりません(笑)?