今日のワイン 其の7162012/04/09 21:04:38

スパークリングワイン キャンベル・アーリー
SPARKLING WINE CAMPBELL EARLY TSUNO WINE MIYAZAKI

今日のワイン 其の716-1
此方もCさんからのプレゼント。 エチケットには、「A DREAM SHARED BY ALL」との記述が有る。 鳥の間の曲線は「En」にも読めるが、「縁」なのだろうか。 ボトルの背景で戯れるのは、Hさんと愛犬アンリ。

今日のワイン 其の716-2
此れは宮崎の都農ワインが喰用の葡萄、キャンベル・アーリーで造るスパークリングだ。

今日のワイン 其の716-3
おぅ、苺の甘味とアセロラの酸味が溢れて居る。 色相も苺なのだが、実際の色はルビー色でも、もう少しオレンジ掛かって居る。 敢えて修正せずに観桜気分を満喫。 此れ以上、この日に合ったボトルが有るだろうか、いや無い。(修辞的疑問文反語法)

今日のワイン 其の7172012/04/09 21:12:55

アルテジーノ ブルネロ ディ・モンタルチーノ モントゾーリ
Brunello di Montalcino Montosoli 1999

今日のワイン 其の717-1
渦の観桜宴が御開きに為り、Cさんとロックスオフへ。 其の足で廻ったのが、久し振りの「ポルト・ヴィーノ」。 娘と良く伺った店だが、最近はすっかり御無沙汰だ。 日曜日の夜は流石に空いて居る。 もう一人の常連氏も加わり、行成、賑やかに(笑)。
気分はブルネロ。 アンティノリの2003年がセラーに無く、スタッフと相談して、リスト外のこのボトルに決めた。 店内が非常に暗くて、フラッシュレスのフォトテイクは困難だし、グラスのカラーは読み難い。 モントゾーリと云う畑の名前が入って居るボトルは、良年にのみ造られるそうだ。 因みにPPは91点。 此処は「クリュ」の概念を初めて使用したカンティーナだそうで、1975年の事だと伺った。

今日のワイン 其の717-2
エッジにオレンジが入って居る様に見えるが、濃厚な色だ。 芳醇なブーケは黒い(笑)。 其れに加えて、木苺に香草。 そして、ブルネロっぽい菫香が少々。 タッチは柔らかく厚みが有る… 「あ~良かった」、此れは美味い。 最近外れを引いて居る小生としては、安堵の瞬間。 スパイスたっぷりだし酸味も充分で、柔らかく豊富なタンニンや凝縮果実感と綺麗に一体化して居る。 97年ばかりが、ちやほやされるが、99年も良いヴィンテージだ。 丁度、飲み頃を迎えたタイミングだとは思うが、未だゞ楽しめる期間の入口に差し掛かったと云う印象だ。 デキャンタージュしても良かったろうね。

余談だが、このキャンティーナは、「パーカー・バイヤーズガイド」の先頭に掲載される。 アルファベット順なので…(笑)。

今日のワイン 其の7182012/04/09 22:45:39

ポデーレ・ロッケ・デイ・マンゾーニ ランゲ・ロッソ ブリッコ・マンゾーニ ピエモンテ
Langhe Rosso Bricco Manzoni DOC 2001

今日のワイン 其の718-1
ポルトヴィーノでは1本だけの心算だったので、ブルネロを選んだのだが、人数が3人に為ったので、もう1本。 スタッフさんと相談したのだが、流石に難しいよね。 で、此れに落ち着きました。 ネッビオーロ80%とバルベーラ20%と云うセパージュ。 ブリッコと云うのは高い丘にある畑の事だそうだが、バローロの子分見たいなボトルだ。

今日のワイン 其の718-2
オレンジの入ったルビー色に見えるが、如何せん暗過ぎる店内。 今度からデキャンティングライトでも持って来ようかしらん。 先のブルネロに比べるとブーケも大人しい。 基本的に薔薇の花のブーケだが、少しフレッシュネスに乏しいかも。 でも、何だかごちゃごちゃした香りで纏まりが無い。 口に含めば、当然、カシスや果実のアタックは来るのだが、やっぱりバラバラ(薔薇では無く)。 此れはデキャンタージュを御願いするべきだった様に思うな。 其れでも、樽由来のバニラを見付けられるタイミングに至ると落ち着きが出て来る。 酸味は明らかにバルベーラから来る様だが、ネッビオーロのバルーンな感じが其れを吸収して居ると云った印象。 白い花の甘さも少し感じられる様に為って来る。 そう為ると此のコンビネーションの強みが判って来る。 この4:1と云う混醸比率は中々巧みなのかも知れない。 だが、何れにせよ、バローロの子分にブルネッロの残香に立ち向かわせたのが、間違って居たねぇ。


今日のワイン 其の718-3
締めは PortCall で、ジンリッキー。 って、この日はどんだけ飲んだんだい??
千鳥足で夜の道を行くと普段は吠えられないワンコに因縁を付けられた。 止むを得ず、応酬すると、世界中の四足を敵に廻した見たい… あ~、御騒がせして御免なさい。