今日のワイン 其の7102012/04/01 22:22:52

キュヴェ三澤(赤)
GRACE 2007 CUVEE MISAWA

今日のワイン 其の710-1
此れでセラーから溢れて居たボトルは無く為った。 4月に為る前に、と思って居たので、目標達成。 こう云う達成は容易いのだが… GRACEは好きなワイナリーで、以前は勝沼迄ドライブがてらに良く行った物だが、最近は御無沙汰続きだ。 2008年はプライベート・リザーブ(PR)を7年振りに造る程の年だったが、2007年は評判が良く無い。 余談だが、2001年のPR(713本生産)は素晴らしかった。 1本は自宅で、2本目はユウタと今は無き新宿の「カーヴ・ドゥ・カツヌマ」で飲んだ。 猫に小判だったよねぇ(笑)… 2007年のフラッグシップのセパージュは、メルロ67%、カベルネ・ソーヴィニヨン17%、プティベルド17%… で、1%は丸目誤差。 矢張、メルロの比率が高い。

今日のワイン 其の710-2
週末の渦に持ち込んだのだが、閉じて居るのに壊れそうな印象の液体だったので、珍しく慎重にデキャンタージュ。 雫君のスキルが有れば良かったのだが、其れは無理(笑)。 でも、大人しく云う事を聞いて呉れた様だった。 其れでも未だブーケにはピーマン様の青臭い感じが残り、儚いイメージが先行。 そう思って見る所為か、グラスの中のカラーもひ弱なルビーに見えて仕舞う。 タッチはデキャンタージュ効果でマイルドだし、タンニンが丸い、と云うか迫力が無い。 だから、大人しい印象が先行する。 ピーマンは早い段階で姿を薄くして、果実感が湧いて来る。 結構、香草風味やスパイスが効いて居り、オークの樽香も輪郭を現して来る。 難しい年に於ける造り手の努力は感じるし、評価するが、矢張、コストパフォーマンスは良く無いね。

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