ロックンロールワン@町田 其の582012/03/24 01:01:00

翌日は町田に伺うのが難しい状況だ。 めじろの代々木本店が御休みと云う事も有って、金曜日の夕方にロックンロールワンへ。 新宿から乗ったロマンスカーは、ほぼ満席。 御隣に為った御嬢さんは余程御疲れの様で、シニアな小生でも暫し肩を貸して差し上げる事に。 ロマンスカーの名前は、「隣り合った見知らぬ二人にロマンスが芽生える様に」と命名されたとの事だが、こんな千載一遇の機会でも、小生は例外らしい…嗚呼。 町田と云う場所は雨が降り易いのでは無いだろうか? 降れば結構な強さにも為る様な… この日も新宿に比べて、一層強い雨が舗道を叩いて居た。 傘の滴を入念に切ってから、ロックンの派手な?扉握に手を掛ける。

ロックンロールワン@町田 其の58-1
この日はノーマルな「2号醤油」を御願いした。 根っからの淡麗なスープ。 徐々に深みが増して行くのが感じられる。 此だけのエレガンスなのに、時に濃いテイストとさえ思わせる醤油の芯の確り感。 何時も思うがスゲェ作品で、ライトな味には凄みさえ存在して居る。 鶏油と醤油のコラボレーションが此以上は無いと云うセンスで達成されて居る。 海産の風味が其れを引き立て、麺が絡み付く様にスープと交わる。 そして、2枚の異なるチャーシューや穂先メンマで、隙無く固められた作品。 そんな一杯を堪能して駅に戻る足取りは軽い。


夜に為って、雨脚は更に勢いを増して来た。 金曜日の夜、力丸君はどうして居るのだろう。 2日続けての臨休が気懸りだ。 どう考えてもめじろの本店をひとりで切盛するのは、無謀と云わざるを得ない。 折角の「2号醤油」で高まった気分迄、叢雨に打たれた様に陰へと転じる。 そんな気分をひとり鎮めて帰りたいと、PortCall の扉をそっと開ける。 こんな早い時刻に伺ったのは初めてだろう。

ロックンロールワン@町田 其の58-2
ギムレット…

ロックンロールワン@町田 其の58-3
山崎を何杯か…
最近伺う様に為ったこの御店も亦、居心地が良い。 雨の夜は更也。

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