今日のめじろ＠藤沢 其の６１８ ― 2012/02/03 23:23:00
この日が遣って来た。 めじろ藤沢店の再開の日。 当初の予定から１日遅れたが、此は可也事前に告知が有ったので、混乱は無かった。 其れにしても、前夜の体調も真艫では無かったと、オヤジさん自らが語って居たが、綱渡りの印象を拭えないのは、小生だけでは無いだろう。
２０年に一度の寒波は伊達じゃなく、飛切り寒い朝。 アメダスで－３．４度、自宅でも－２．５度を記録した。 にも拘わらず、２月の初日から大風に吹かれて、花粉の症状が出て来て居た。 で、休暇の日の朝一番で耳鼻科へ。 意外に早く終わって、未だ１０時過ぎだ。 ま、行って見るか…
おぉ、花輪にスタンドフラワーと、店頭は華やかだ。 フォトテイクして居るとＵちゃん到着。 良かった、４５分の長きを共にする相手に為って頂けた。 あ、ドルさんも到着。 オヤジさんが顔を出して、「定刻に開けます！」。 あ～良かった。 代々木店の矢島さんの助太刀を得て、順調にスタート。 開店時刻過ぎには、待客が２０人にも為ったろうか。 店内には数名が待てるスペースが有るが、此処にはストーブも用意される。 此は有り難いね。 厨房ではオヤジさんの優しい湯切りを久し振りに拝見。
折角なので、フォトテイク。
扨、栄光の初杯を頂く。 開店初日は醤油と塩の２種類だけを３００円で提饗するのだが、小生は醤油を御願いした。 スープはめじろの味で、安堵した。 ジェントルな和の味わいだ。 代々木本店よりも更に丸い印象で、柔らかさは特筆物だ。 麺は代々木で製麺した自家製。 餅々感が強く出て居て、以前の代々木で良く味わって居た喰感。 小生はこの麺が好きだ。 嫋やかなスープとのマッチングも充分。 チャーシューも柔らかく、アッサリ風味でスープとのバランスが取れて居る。 太くて長いメンマは柔らかく、味わいも滲みて居る。 此れ、旨し。 うむ、以前の藤沢時代（旧藤沢時代ね）のテイストとは違うが、今の代々木テイストとのリンクは維持されて居る様だ。 女性客の蓮華は小さい物を用意する等の気配りが為されて居る。 帰るタイミングに渦からの花がカウンターに飾られたが、御二人は其の本鵠沼に向かわれた。 小生は節分イベントで、渦には御一緒出来なくて、残念。
尚、めじろ藤沢店の営業時間帯は、１１時～１５時の昼間だけ。 定休日は、水曜日と木曜日だ。 亦、２月６日（月）は、仕込の都合で休業が決まって居る。
ムタヒロ＠国分寺 ６回目 ― 2012/02/04 01:01:00
この日は節分。 懇意にして頂いている御鮨屋さんに恵方巻を拵えて頂く。 恵方巻を販売する様な範疇には属さない御店では有るが、「太巻」は御願い出来る(笑)。 其れを２本抱えて、ディズニーショップで縫ぐるみを調達して、孫の顔を見に行く。 節分は単なる口実だ。 小生も普通に祖父して居るなぁ。
で、其の前にムタヒロ。 当然のプロセスだ。 もう、１４時と云うのに満席…って、どんだけ人気なのだろう。 丁度、牟田さんの前の席が空いたので、其処に収まり、御話をさせて頂く。 娘も時々孫を背負って遣って来るらしい。 乳飲み子を抱えても（泣かなければ）、この御店なら余り気兼ねせずに喰べられると娘は云って居た。 牟田さんの御人柄を頼っての事だね。 御世話に為ります。
牟田さんの「御任せ」の一杯が此、「塩煮干」。 煮干苦手の小生でも「大丈夫です」と太鼓判の作品。 白濁したスープを啜って吃驚。 淡麗煮干の塩スープだ。 鶏の風味に煮干が包（くる）まれて居て、適度に香ばしいオイリーさが素敵以上だ。 フワァ～と広がる鶏と洗練煮干が良いねぇ。 塩加減の適切さにも舌を巻く。 葱を絡めて麺を運ぶと其のマッチングの妙も良く判る。 麺は平打で薄い。 こんな麺は珍しいが、太麺と同じ麺体を使って、切り方を変えただけとの事。 凪製麺、石橋さんの特製らしい。 切り方に依って、こんなに印象が変わる物なんだ。 いや、テイストさえ違って居る。 この薄平打麺が、スープにピッタシとフィットする。 此はスマートな一杯。 三ツ葉がシッボリックに乗せて有り、其の香りも亦、プラスに為って居る。 うん、ムタヒロに来る度に驚かされるが、このサプライズは嬉しい。
今日のめじろ＠代々木 其の６１９ ― 2012/02/04 02:02:00
藤沢店の初日の帰結を矢島さんに伺いたくて、代々木を訪ねる。 たった１分の差で FILE さんに御目に掛かれなかったとは、残念至極。 矢島さんは藤沢でオヤジさんのサポートをして、代々木では深夜迄、暖簾を守る。 矢島さんの八面六臂の働きで今のめじろは保って居る様な物だ。 代々木も藤沢も彼無しでは考えられない。 で、藤沢は…フムフム、そんな状況なんだね…
ビールを御願いする。
と、オヤジさんが藤沢で拵えたメンマを頂いた。 味の滲み具合や喰感の柔らかさが絶品で、この辺りは流石なのだが…
壱岐っ娘のボトルを空にする間に
タレ焼きのチャーシューを御願いする。 力丸君とは盛付が違うのね(笑)。
〆は、醤油ら～めんに焦がし葱のトッピング。 うん、此れが小生の定番なのだ。 其の一杯は、安心のめじろ。 この味をキープして行かないとね。 醤油スープのジェントルネスとマイルド感が堪らない印象。 この一杯こそがめじろだ。
