Kiss | Korean internationl style show2012/01/27 01:01:00

韓流アイドルコンサート

Kiss | Korean internationl style show
渦の常連氏の声掛で、韓流芸能人演舞会に奥さんと行って来た。 まぁ、最初且最後の体験かも知れないが、後学の為と決断。 場所は代々木の第一体育館。 嘗て大学生の奥さんが、正月にカレー造りのバイトをして居たそうだが、何年前の話だ。 丹下健三さん設計の特異なデザインの建物は斯くも古いのだ。 一方、最近の興業チケットは、ネットとモバイルデバイスを使った便の良い物に為って居る。 まぁ、奥さんはデジタルはからきしなので、トラブると係員の云って居る事さえ陳分漢なので有る。 こう云う時だけは、旦那の有り難みが判るらしい。 何とか入場を果たすと普段は競技を行う部分にも椅子を並べて、客席にして居る。 アリーナ席と云うのだそうだが、通常の観客席から見られて居る様に感じる(勿論、誰も見ちゃ居ない)。 Tさん手配の席は、真中に延びた舞台に近い(後で此が災いする)良い場所だ。
前座の御姉さん達が登場した途端に巨大なスピーカーが、フルボリューム200%の出力でがなり立て、観客は一斉に総立ちと為る。 あぁ、こう云うノリのコンサートなのだ。 大きなスクリーンが高い位置に設置されて居るので、着座の儘でも其れを観る事は出来るのだが、折角なので時には立ち上がって首を延ばす。 前の席は、背の低い少女達(孫世代に近いんじゃ)だったので、小生の身長でも見晴らしは悪く無い。 流石に男性グループの時は休ませて頂いたが、眺めるだけでは勿体ない(何ですと?)御々足の美しい隣国の踊る歌姫を堪能。 小刻みなリズムとシンプルなダンスの組み合わせを繰り返すアップテンポな曲は、言語音律を同じくする我々にも受け入れやすい様だ。 成程、彼女達がソロでは無くグループで演舞する理由が判った気がした。 そして、彼女達のパフォーマンスは巧妙に、緻密に計算されて居るのでは無いだろうか。 彼女達は巨大な芸能ビジネスモデルの中では、「商品」に該当する。 商品は魅力的でなければ、企画が良くても成功しない。 逆も亦、真也では有るが、其れを知ってか知らずか、彼女達は自らに課せられた役割を見事に果たした。 この夜、小生が悟ったのは、彼女達の魅力と韓国の芸能ビジネスの商魂だ。 この夜のテーマは、芸能とファッションらしく、ステージの合間にファッションショーが入る。 此も中々の見物で有った。 中身と外側が揃うと如何に美しく為るかと云う事を再認識した次第だ。 アヤヤの物真似で売り出した、はるな愛さんも他のモデルさんに負けずに可愛かったね。 3時間半と云う長丁場のステージがフィナーレに入ると、真中の舞台にスターが勢揃いする。 其処に向かって年少のファンが雪崩を打って、殺到する。 彼女達の目に小生等が映ろう筈も無く、翻弄されて仕舞った。 いや、批判等する心算は無い。 此はこう云うノリのイベントなのだ。 郷に入っては郷に従え、で有る。 世の中には色々なローマが有るのだ。 終了後暫くは難聴状態では有ったが、鼓膜の煤払いには為ったんだろうなぁ。
稀有な一夜のラズマタズ。

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