今日のワイン 其の5922012/01/22 21:59:49

ピエール・コルニュ=カミュ/サヴィニー・レ・ボーヌ・1er/レ・シャルニエール
Pierre Cornu-Camus/Savigny les Beaune・1er/Les Charnieres 2008

先日にアップした「今日のワイン」は、683。 この592は前年のGWの前の話だから、浮々して居ると1年遅れに為って仕舞う。 40本程を残して、書き上がっては居るのだが、見直しをサボって居るので…、と言訳三昧。

今日のワイン 其の592-1
偶には行きましょう、とめじろの祐貴社長(当時)御夫妻を伴なって向かったのは、代々木に新しくオープンしたフレンチ、「レ・シーム」。 リエットが美味しくて、ポテトも美味で… コストパフォーマンスが良くて…と云う御店。 白・赤・赤の心算で居たのだが、御二人も赤が好きだとの事で、のっけからルージュ。
サヴィニー・レ・ボーヌは、前年の花火大会の折に幸亭で、ルイ・シュニュを飲んで居るが、ブルゴーニュでもそうは知られて居ないアペラシオン。 「ボーヌの傍ら」と云う意味で、南隣の高名なボーヌ村に肖りたいのかも知れない。 それでも、1級畑は結構有って、レ・シャルニエールもそのひとつ。 1級畑にしては、御買得プライスだ。 一方で、ピエール・コルニュ=カミュは…知らないのだが、最近、「『コスト・パフォーマンスに優れたワイン・ガイド』に連続して取り上げられ、注目を集めて居る」そうだ。 どんなガイドだか知らないが、「サヴィニー村の1級畑の中で1位」。 まぁ、村のチャンプなのね。

今日のワイン 其の592-2
カラーは、ピノにしては濃いガーネット。 少し草の様なブーケ…と云うよりも、土香も混ざった野原の匂いだ。 先日、小さな野草にレンズを向けた時にこんな匂いを嗅いだ様な気がする。 勿論、果実感も有るのだが…淡い。 初口は、ピノらしからぬ渋み。 うむ、フレッシュでフルーティでは有るのだが、とてもプルミエ・クリュの味わいでは無い。 此れで、1等賞って… 時間が経つと少しは渋みは収まるのだが、後に何が残って居るんだい?状態。 パワフルと云うかワイルドな酸味と少しの凝縮した果実感。 でも、液層が薄くて。 此れは、早飲みは駄目だねぇ。 尤も、数年置く価値が有るかしらん?

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