ロックンロールワン@町田 其の402011/12/28 01:01:00

年末年始の「ラーメンスケジュール」を作る際に、一番工夫が必要なのが、町田に有るロックンロールワン。 伺うのなら、偶には限定狙いも良いだろうと、この日にターゲットを絞る。 普段と同じタイミングで既に2名の方が御待ちで、開店と同時にカウンターが埋まる。 この日の限定は人気が高い様だ。 以前に信州で行われたイベントで提饗された作品と伺ったが、「オイル&ウォーター」と云う名称。 開店前にユウタが、「美味いですよぉ」と期待感を煽る。

ロックンロールワン@町田 其の40-1
1500円の限定ボタンを押して、席に着く。 3杯を一緒に調理されるので、最初のロットで頂けた。 チャーシューの上にトマトが乗り、葱の緑との彩差を楽しめるが、やっぱり目を引くのは、マー油の黒かな。 だが、小生が此迄に見たマー油よりも固まった印象でジェル状にも思える。 美しい器から立ち上る風味もマー油感が高い。 蓮華は… 屹度使わない方が良いと思うので、器を持ち上げて啜る。 悴んだ指では器を落とし兼ねないので、慎重に手を暖めて居たのだ。 うむ、昆布の風味に満ちたやや粘性の高いスープだ。 下世話な感想乍、御金の掛かって居そうな味わいだが、高級感たっぷり。 だが、其れだけで終わらせて無いのが、マー油だ。 少し庶民的な風合いをこのスープに合わせるのが面白い。 そして、ミスマッチに為らない処が緻密な計算と流石の巧みさだ。 何時もの様に少し柔らか目に茹で乍、確りした喰感を残す麺との相性も良い。 チャーシューは普段とは違って、バラ肉に見えるが、「もち豚」だそうだ。 此にはガーリックの風味が適度に付けられて居り、マー油の味わいに合わせて有る。

ロックンロールワン@町田 其の40-2
面白いのは、別皿で饗される此。 削ったチーズは、オランダ産のエダム。 途中から入れて下さいとのアドバスが添えられた。 真逆、ガバッとスープに打ち撒ける人は居ないだろうが、此は少しづつ落とすのが良い。 余りドボンと漬け無いで、麺に乗せる位の気持で使う。 驚いたのだが、このチーズに依って酸味が増すのだ。 此は予想しなかった変味だ。 試しにチーズだけを口に入れて見たが、酸っぱくは無いよな。 楽しませて、味わせる… 一寸した遊び心は、確かな技術に裏打ちされて居た。
次の限定作品も是非にと云われて居るのだが、果たして伺うチャンスが有るだろうか。