西尾中華そば 其の2332011/11/09 01:01:00

2週間弱の予定で香港に出張される西尾さんが、出発前に最後に厨房に立つ日。 ブログに依れば、ほろほろ鳥のスープの作品を造られるとか、更に秘密の作品も有る…等、思わせ振りな記述も。 で、「行ってらっしゃい」を伝えに霜降に罷り越した。 前夜にニカイに伺って、幾つかの試作?の摘みを頂いたが、今後の摘みのメニューやアルコールの品揃えを見せて頂いた。 ニカイは居酒屋営業風にシフトさせるそうで、 naginicai の頃の様に豊富な摘みのラインナップが嬉しいし、ワインも再開する様だ。 渋谷の本店もワインを入れると生田さんから伺って居るし、楽しみが膨らむ。 以前の渋谷のメニューは沢山の品揃だったからなぁ。 「爆弾御飯」とか、亦、喰べたいなぁ。

西尾中華そば 其の233
西尾さんのこの日の限定作品は3種類。1.海老中華そば 2.煮干中華そば 3.「涙ほろほろ鳥中華」だ。 一番好きな鶏、と云う事で「涙ほろほろ」を御願いした。 たはっ! 此れも超美味しい。 ほろほろ鳥がどんな鳥なのかは知らない(欧米では「喰鳥の女王」と迄呼ばれて居るらしい)が、日本では余りポピュラーでは無いだろう。 尚、この名称は鳴声がこう聞こえる事に由来する。 コラーゲンっぽい粘度の有るスープは、鶏の滋味が詰まって居る。 凝縮した鶏の味わいだし、スープの比重も高い。 にも拘わらず、スッキリした味わい。 素材が良いのか、腕が良いのか…まぁ、両方なのだろうが、西尾さんは素材の良いポイントを上手に引き出される。 やや、濃い塩テイストにシフトさせて居るのも巧みだし、鹿児島産の柑橘系七味で有る「ひらめき」のピリ辛具合が素晴らしい。 鶏肉は、手前から、ヒレ、腿、胸の順。 何れも美味だが、特にヒレが好みかな、腿も良いけれどねぇ。
では、御気を付けて… 生田さんとの二人旅を楽しんで来て下さい。

今日のめじろ 其の6102011/11/09 23:23:00

この日の昼は、めじろ。 最近は昼も夜も来られて居ないので、2週間振りの訪問と為って仕舞った。 昼休みの弩真中で、賑わって居る。 丁度1席だけ空いて居て、ラッキーだ。 厨房の二人の息はピッタリに思える。 無駄口を叩かずにキビキビとしたアクションは気持が良い。 二人ともフル回転で手が廻らない状況だが、水のグラスが無く為ったトレイが複数有る。 此れは気を配って欲しい点のひとつだ。

今日のめじろ 其の610
御願いしたのは、醤油ラーメンに焦がし葱のトッピング。 小生の定番。 スープの味わいは、以前に比べて少し香草と云うか薬草の風味が出た。 此れは好きゞの問題だろう。 和風な醤油のジェントルな味わいは其の儘だが、幾分大人しく為った印象。 麺は喰感、喉越共に合格点で、相変らず良い自家製麺だ。 チャーシュウとメンマは少しコストダウンの対象に為った様にも感じた。 この週も金メジには顔を出せそうも無い。 夜のラーメンの時間が取れないのは、ボディには悪い事では無いのだが…