今日の渦 其の4032011/08/31 01:01:00

渦の濃厚常連のTさんから、イベントの打ち合わせと称して呼び出される。 ま、当座は独身なのでOKなのだが、20時には眠く為るのが問題だな。 開店時刻に馳せ参じると既にTさんと某館長さんが御待ちだ。 御久し振りです…

今日の渦 其の403-1
ビールで再会の乾杯。

今日の渦 其の403-2
ヒナダレを頂く。 柔らかい肉質に秘伝?のタレが浸みて、絶品。 御所様の羨む顔が思い出される。

今日の渦 其の403-3
早速にTさん持参の「ダニエーレ・ピッチニン」を開ける。 綺麗にコルク栓を抜いたのだが、コルクの粉がグラスに浮いて仕舞った。 やや乾いて、締まった印象のコルクだったので、もう少しゆっくり引いて遣るべきだった様だ。 コルクを良くチェックすると側面が僅かにささくれて居る。 う~む…
で、コルク入りのグラスはTさんに押し付けて、改めてグラスを重ねる。 ロックスオフ産(笑)なので、ビオなイタリアンはヴェローナ出身。 恐らくはノンフィルだろうが、酸化防止剤も加えて居ない素朴な色合い。 味わいもストレートな酸味と葡萄のキャラが良く出て居る。 とは云え、余りカベルネっぽくは無いね。 メルロー3割との事だが、其れだけなのかなぁ?

今日の渦 其の403-4
この日の限定は、四国な一杯。「愛媛の素焼のりと徳島味噌のつけ麺」。

今日の渦 其の403-5
眠く為らない内に、満腹に為らない内にフルボリュームで頂いた。 麺の方は何時もと同じ。 この太麺を歯応えの有る適度な固さに茹でて、冷水で締めて… この麺と芳実オーナーの巧みさが生み出す喰感は素晴らしい。 モサモサと直喰して仕舞う。 小麦粉の風味が出娑張らない程度に香って、とても好きな麺だ。

今日の渦 其の403-6
漬汁には、将に海苔がたっぷり。 磯臭く為り勝ちな処を味噌との融和で上手く纏めた。 赤く見えるのは味噌の色相も有っての事で、程々の辛さが件の御前味噌の甘さに絡んで良い印象を紡んで居る。 実はスープには沢山の具が潜んで居る。 挽肉に生姜… ん? 火曜日だから、「麒麟」の具に違いない。 …「違いますっ」だって… 何れにせよ、ボリューム感も充分で海苔の風味、味噌の味わいのコラボが楽しめる一杯だ。

今日の渦 其の403-7
この夜はこの後にも飲んだ…「エル・マセット」。 下から広角で見上げたので、フォトは歪んだ…
睡魔に襲われて、もう限界… で、常連さんズラリで賑わう店内を先に失礼して来た。 翌朝は少しゆっくりにしよう…

ロックンロールワン@町田 其の262011/08/31 23:23:00

この日は午後から、にした。 掃除、洗濯…で、町田に寄り道。 新しい名刺をユウタに求められたので、嶋崎さん、Tさんの分も預かって貰う。 古い名刺が捌ける前に新しい名刺がドンドンと…
扨、何を頂こう。 久し振りに、2号の温かい醤油の一杯を御願いした。

ロックンロールワン@町田 其の26
嶋崎さんの作品は初口で、「~過ぎるかも?」と思わせるのが巧みだ。 濃過ぎる?、薄過ぎる?、アッサリ過ぎる?、オイリー過ぎる? …等だ。 人には飽度曲線が有る。 同じ状態が続くと興味が薄らいで来るが、其の傾注度合を経過時間を横軸にグラフ化した物だ。 其処で、提供者は適正なタイミングにインパクトを送り、下降し始めた飽度曲線を持ち上げると云う訳だ。 映画や音楽なら、其の手法は取り易い(効果的かどうかは別問題だが)。 だが、フレンチのフルコース為らぬ一杯のラーメンで其れを実現するのが、嶋崎流だ。 初口の印象が変移して、此が適正なレベルと悟らせ、フィニッシュに向けて、やや温度の下がったスープが別な表情を見せる。 其の様なスープの変化に加えて、嫋やかな麺や異なった2枚のチャーシュー等がシーンを変えて楽しませて呉れる。
この卓抜なスクリプトにこの日も遣られて仕舞ったな。