F1 2011年 ハンガリーGP 決勝2011/07/31 23:26:30

名立たる「低速テクニカル」なサーキットで有る、ハンガロリンク。 金曜日迄は、今ひとつ感の有ったレッドブルだが、御法度の徹夜作業(年4回迄認められる)が奏功して、セブのマシンの挙動は改善し、P3とクオリファイを制した。 此処2戦トップチェッカーを逃した(とは云え、2、4着だが)セブは余程嬉しかった様で、何時も優勝した時に吐く「 Yes, that's what I'm talking about! 」の台詞をラジオに叫ぶ。 一方で、マークはイマイチが続いて居るのか、6番手。 独逸を制したルイスも引き続き好調で、100分の1秒差で続く。 幾つかのミスが有ったので、マシン的にはRB7以上のパフォーマンスが有るかも知れない。 3番手にもジェンソンが入り、フェリペ、フェルナンドの順で、赤い車が続く。 フェリペ、頑張った。
ジェンソンの200戦目のセレモニーは大変な賑わいだった様で、彼の御人柄が偲ばれる。

<ファイナル>
なんとスタート時点で、小雨が降って居る。 全車、インターミディエイトでのスタートだ。 奇数列のラインが乾いて居る様で、セブのスタートが良い。 ルイスとジェンソンが2番手を争ったが、双方路面に足を取られ乍もルイスがポジションをキープ。 セブとのギャップを詰めて行き、盛んに仕掛ける。 小雨だが、3周目にはDRS使用可と為り、ルイスには有利な状況に為る。 うむ、早くもドッグファイトだ。 5周目に守りのミスが出たセブが膨らみ、あっさりルイスが前。 ジェンソンにも追い立てられる。 トップに立ったルイスは矢鱈と早くて、あっと云う間に3秒先行。 ラインドライに為って行くコンディションだが、スリッピーな区間も有って…とタイヤ選択は悩ましい。
最初にPI したのは、11周目のマーク。 続いて、フェリペ。 この2台が、赤いロゴのタイヤで出て行く。 12周目、ジェンソンが同じくオプションタイヤに履き替える。 ウェットの区間では、相当に滑って居るなぁ。 しかし、上位も続々とPI。 ルイス、セブ、フェルナンド… 1周早くタイヤを交換して居たジェンソンが、セブを交わしてマクラーレンのワン・ツー。
25周目にピットを出た処で、KERS のトラブルか?ニックのマシンが火を噴き、イエローフラッグ。 其れを見て、マークとフェルナンドがPI 。 翌周にルイス、其れからジェンソン。 29周目、上位では最後にセブが入る。 この結果、トップはルイス。 続いてジェンソン、セブ、マーク、フェルナンドのオーダー。 セブがファステストで、マクラーレンに対する追撃開始。
37周目にフェルナンドが、40周目にマークが3回目のPI 。 オプションとプライムでタイヤ選択が分かれる。 翌周にルイスが入り、オプションで出て行く。 彼はクオリファイで、オプションを温存させて居たからね。 更に次の周にセブ、プライムタイヤの選択。 しかし、フェルナンドの後ろで戻る事に… フェルナンド、飛ばして居たからなぁ。 そして、最後にジェンソンがプライムに履き替えて、無事にフェルナンドの前に復帰。 此れで、ルイス、ジェンソン、フェルナンドのトップ3にレッドブルの2台が続く恰好。 其の直後、セブがフェルナンドを交わして行く。 47周目にルイスがスピン。 ジェンソンがトップに躍り出る。 48周目には、フェルナンドがプライムに変えて出て行く。
49周目、雨が…来た。 ルイスがジェンソンに追い付いたが、ジェンソンが膨らんで、トップの座を譲る。 其の後もマクラーレンの2台は抜きつ、抜かれつに為る。 この間に、マークはインターミディエイトに交換。 ルイスもPI して、同じくライトブルーのロゴのタイヤに交換。 此れでトップはジェンソンで、セブが続く。 ルイスは其の後ろに戻った。 54周目には早くも雨が上がり、インターミディエイトは裏目に出た。 直ぐにマークはタイヤを戻す。 ルイスも同じくピットに戻るが、この時点でジェンソン、セブ、フェルナンドで其の後ろにルイス。 更に57周目には、10周前のスピンでポールを妨害したとして、ドライブスルーペナルティ。 此れで、ジ・エンド。 ヤケクソ気味に飛ばし、バックマーカーを上手く使って、マークを交わす。

F1 2011年 ハンガリーGP 決勝
さぁ、メモリアルレースで、優勝に向けてひた走るジェンソン。 ファイナルラップから手を上げて走る。 \(^o^)/ Have a nice vacation !

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