今日のめじろ 其の6002011/07/30 16:52:52

この週末は、オフィス詰。 居れば良いんだか、居ればウザいんだか… では有るが、何時もの様に3番電車に乗り込むと、空いて居るなぁ。 毎朝、こうだと良いのだけれど… 以前から、この日の昼喰は代々木迄行こうと思って居た。 この週は一度も伺えなかったし… 祐貴社長のブログを拝見すると、この日に限定作品を提饗するとの事。 何だか凄い文言が並んで居るので、相当な自信作の様だが、15喰(14喰に変更とか)限り。 此は混みそうだと、普段よりも40分も早く伺った。 既に並んで居らっしゃったのは、御二人。 NCSやニカイで良く御目に掛かるMさんの御隣に。 三つ有るチェアの最後、椅子取りゲームの3位はラッキーかな。 其後、暫くは何方も到着されずに、やや拍子抜け。 11時を廻った頃から、フリークの皆様が続々と駆け付けられて、賑やかに為る。 同時に提饗杯数のカウントダウン(笑)が… 何人かのフリークの方の知己を得て、名刺を御渡ししたが、小生のブログを読んで下さって居る方もいらっしゃって、嬉しくも恥ずかしい。 「限定の日に珍しいじゃないですか?」と祐貴社長に云われて仕舞った… そうかも… 最初のロットメンバーがカウンターを占めると、少し異様なプレッシャーと云うか、緊張感が漂う。 顔見知りさん同士の会話も少なく、ロックンロールワン見たいな静けさに店内が支配される。

今日のめじろ 其の600-1
で、其の作品は此! 「小麦香る 鶏と煮干しの醤油つけめん」

今日のめじろ 其の600-2

今日のめじろ 其の600-3
麺の下には煮干の味わいの強い出汁が敷いて有り、適度に麺に滲みて居る。 麺は丸くて中庸な太さだが、とても喰感の 良い麺で、パキっとした感じと小麦の風味が素敵だ。 先日、つけ麺に合う様に低加水率の麺を試作したと伺ったが、この麺の事だったのだろう。 此方も良い出来映えと伺って居たが、間違い無い。 冷たくするなら、此れは最上級の麺だ。 丼には山葵が添えられて居るが、此を塗して頂くと、出汁の味わいも際立って来る。 Mさんも仰って居たが、此だけで充分頂ける。 此れだけのレベルの作品なので、本山葵が欲しかったかも… 随分、麺を喰べて仕舞ってから漬汁へ。 漬汁も生で味わって見たが、爽やかな鶏の風味が活きた醤油テイスト。 此方は温かくして有る。 祐貴社長の仰る様に、山葵が漬汁に落ちない方がベターなので、山葵を乗せた麺の裾を浸す感じだ。 前日の渦の島醤油も美味しかったが、此方も輪郭が鮮明なのに柔らかいタッチが、只の醤油では無いと語って居る。 此処へ前述の麺を落すと、麺の小麦、出汁の煮干、タレの鶏と醤油が、一体化して溶け合う。 成程、シンプルに見えて凝った造りに為って居るんだな。 2種類のチャーシュウも特製の様に秀逸で、此れを堪能。 後は残った漬汁に出汁を流し込んで割る。 洗練された煮干の風味が濃く合わさったスープは、最後迄余韻を楽しませて呉れる。
伺って、良かったぁ! と、600回記念に相応しい作品に巡り会えました。

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