みずがき そば処2011/07/18 23:23:00

山好きの皆さんが瑞牆山に登られると伺い、運転手を買って出た。 勿論、小生は2000mを超える岩山の様な頂きに立てる筈も無く、山荘迄の御付き合いだ。

みずがき そば処-1
S001で撮って、娘に送ったフォト。
皆さんの山行を待って居る間に、此処の蕎麦を頂こうと決めて居た。 随分前に娘と此処に立ち寄って、蕎麦掻を頂いた事を記憶して居たからだ。 開店時刻の30分も前で、暖簾も出て居ない。 でも、ハイキングスタイルの男性が入って行くのを見て、入口に近付くと、営業時間の案内の他に「早く着かれた方は声を掛けて下さい」と有る。 で、有り難く先の男性と一緒にカウンターに着く。 「御湯さえ沸けば、大丈夫ですよ」と地元の老婦が優しく対応して下さる。 但し、会話は大声でするのが推奨される(笑)。 セルフサービスと書いて有るのに御茶を淹れて下さるし、この雰囲気、嬉しいものだ… 御願いしたのは、蕎麦掻と盛蕎麦。 そう、両方頂くのだ(笑)。

みずがき そば処-2
最初に盛蕎麦の汁も一緒に出て来たので、思わず其れもフレームに収めて仕舞った。
この素朴な蕎麦掻に注目。 此処迄、ナチュラルな蕎麦掻は街中では頂けない。 元々、蕎麦も直喰する小生に取って、蕎麦掻は理想の蕎麦料理?なのだ。 モゴモゴでボソボソでゴワゴワの喰感と蕎麦其物の味わいが素敵だ。 そして、濃厚なタレのシンプルな造り中に美味さが点在。 素朴な蕎麦掻の風味にフィットする。 そして、山葵は天然物で、ツンと来る刺激が最高で、幸せ気分に浸れる。 山菜の漬物も濃い目の味わいで蕎麦の味わいにマッチする。

みずがき そば処-3
続いて盛蕎麦。 其程には蕎麦粉が多い訳では無く、比較的都会センスの蕎麦。 折角なのだから、もっと田舎蕎麦風にしても良いのでは無いかと思うのだが、ハイキングや登山に来る方でも、蕎麦に然程の「田舎」を求めては来ないのかも知れないな。 葱と山葵を塗し、全て直喰で平らげて、汁は蕎麦湯で割って飲んだ… やっぱり変な蕎麦喰な奴で有る。 ボリュームの有る蕎麦掻の後でも、ペロっと頂いた。 こう云う場所で(而も開店前に)頂くと美味さが倍増するかも。

みずがき そば処-4
水車が廻って居るけれど、此れで蕎麦粉を挽いて居るのかしらん?

みずがき そば処-5
一寸した早瀬が良いねぇ。

みずがき そば処-6
赤と白…詰草のカップル。

みずがき そば処-7
此処へ登ろうってんだから…

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