西尾中華そば 其の2062011/06/07 23:23:00

陽射しが無い分、前日よりは涼しい。 やや蒸すが、此れ位が好きな気温の中、向かったのは霜降。 この日から約1ヶ月の予定で提饗される作品、「ずわい蟹と冬瓜の塩中華」を頂きに上がった。 1日7喰だから、ハードルは高い。 この日発売の雑誌 DIME には、「ラーメン女子大生」さんが喰べて居るフォトが掲載されて居るし、ネットでは「実喰動画解説」迄見られるそうだ。 で、寧ろ初日の方が狙い目だと踏んだ。 既に御一人、塩ラーメンフリークの方が御待ちだったが、開店前の行列は出来なかった。 とは云え、最初の4人は皆さん、此れをオーダー。 其の後にDさん到着で、あっと云う間に5喰が捌けて仕舞った。

西尾中華そば 其の206-1
優しい薄茶色のスープで目立つのは、メレンゲの白とレタスの緑。 メレンゲは、蟹故の泡をイメージした物だろう。 面白い発想だ。 スープからは淡い蟹香が漂って来る。 丼を持ち上げてスープを啜ると濃厚では無いが、充分以上の蟹風味が鼻と口に広がる。 優しい塩ベースのスープには、柔らかい喰感の冬瓜が浮き沈みして居る。 先日、冬瓜のスープを頂いたが、この作品のトライアルと云う事だったのだ。 普段のチャーシュウが乗って居るが、蟹味と結構マッチして居るのが、面白い。 カネジンさんの細麺との相性も悪くない。

西尾中華そば 其の206-2
玉子御飯の小鉢が用意され、麺が無く為った後にスープを加えて頂く。 スープの底には蟹の解し身が残って居る。 旨味は出た後だが、其れも御飯に移して頂く。 やや固目に炊いた御飯なので、スープを入れたら少し置いて、蓮華で解すのが良い見たいだ。 貝割の淡いピリ辛さが亦、心地良い。 但し、小生は生玉子を得てとして居ないので、最後迄、崩さずに置き、玉子だけに為ったら、改めてスープを追加して混ぜた。 此れは小生的には美味く頂けたな。 御腹満足でパンパンだ。
Dさんの一杯を造り乍、西尾さんが「あっ」と声を上げられる。 絶対に内緒だが、Dさんのスープは先の4杯よりもトロミが出て居るよねぇ(笑)… 帰り途で、DIME を買ったのは云う迄も無い。 今度は女子大生のいらっしゃる時に、是非。