とうかんや@南砂町 其の22011/06/06 18:49:28

早くも梅雨の中休みっぽい1週間が始まった。 陽射しも有り、蒸し暑い中、30分も歩いて伺ったのは、「とうかんや」。 2ヶ月程前に、「遠方の御客様は電話で営業を確認してから御越し下さい」を無視して臨休を喰らったので、其のリベンジで有る。 この日は事前に定刻開店を確認して置いた。
店の前のメニューには「つけ麺」が載って居たので、この日は此れに決めた。 「辛味噌つけ麺」や「カレーつけ麺」、更には店内券売機には「白濁濃厚つけ麺」なんてのも有るが、ノーマルな一杯の喰券を購入、700円。 300gの大盛も考えたのだが、この朝はとっても早朝にオフィスで朝喰を確り摂って居たので、200gにして置いた。 御冷と御絞はセルフサービスだが、この気温に為ると御絞が有るのは嬉しい。

とうかんや@南砂町 其の2-1

とうかんや@南砂町 其の2-2
丸いストレートな太麺に添えられて居るのは、海苔とメンマとチャーシュウ。 テーブルの辛味高菜を一寸振って、直喰した。 ツルっとした喉越と餅ぃ感じが、素性の良さを感じる。 「麺工房 青柳」と箱に書いて有ったが、以前は浅草開化楼だった様に記憶して居る。 喰感も小麦粉の風味も悪く無いが、何かスペシャルな物は感じない。 温麺同様に熱々のスープも其儘、飲んで見た。 油が表面に敷いては有るが、然程オイリーでは無い。 結構、濃い醤油テイストで、其の中に魚介、鶏、豚がバランス良く仕込まれて居る印象。 元々濃い味付だったのだが、以前に醤油ラーメンを頂いた時よりも、醤油っぽさが強く出て居る。 つけ麺の漬汁なのだから、其れは当然かも。 メンマには特筆する事は無いが、チャーシュウは柔らかくて、シナっとした美味さが好みだ。
割り出汁を御願いすると、徳利に入れて出して下さった。 其処で、出汁を蓮華に取って啜って見た。 柔らかくて優しい出汁だが、丁寧に造られて居るので、淡くても風味は充分だ。 このやや濃い目の漬汁に入れる様に、出汁はたっぷりと入って居る。 漬汁だけの時には感じなかった酸味を少し感じる様に為るが、変わらずに麗しい。 薄まる事で上品に為ると云うか、高級感が出る。 此れはイケます。 で、凄く沢山飲んだ。 麺を200gにして置いて良かった。
次回は「醤油ラーメン」か、「カレーつけ麺」だろうなぁ。