撮って見た 其の362011/06/04 12:16:13

丁度、1ヶ月前のGWに撮ったフォトを漸く半分整理した。 大きな反省点として、限られた時間の中であの花も、この花も撮ろうとする姿勢だ。 どれも好い加減なシャッターに為って居る。 此処は貴重な花が多い処なので、ついつい、欲張りに為って仕舞うのだが、次回はじっくり撮ろうと思う。 でも、其れでも駄目だったら…どうしよう。
今回も印刷する都合上、3:2で撮って居る。

撮って見た 其の36-01
都忘(ミヤコワスレ)。
白、ピンク、青、赤紫、青紫… 色々咲いて居たのを1枚に纏めたが、好い加減にシャッターを切って居るのに加えて、センスの無い纏め方で…
3代将軍源実朝が、大銀杏の影に隠れて居た甥の公暁に暗殺された事も切掛のひとつに為った承久の乱。 其れに破れた後鳥羽上皇の第三皇子、順徳天皇も佐渡に流島された。 其の際に「この花を見ると都への思いを忘れられる」と仰ったと云う話は有名。
この花を見て、波音リツを思い出す程のオタクでは無い。

撮って見た 其の36-02
谷空木(タニウツギ)。
この蕾の濃いピンク色からして、谷空木と思われる。 開いたばかりの花は白い。

撮って見た 其の36-07
紅空木(ベニウツギ)。
空木は色々紛らわしくて…

撮って見た 其の36-03
額空木(ガクウツギ)。
此方の空木はスイカズラ科では無く、ユキノシタ科。

撮って見た 其の36-04
立浪草(タツナミソウ)。
この花の正確な種類の同定は小生には困難。
青紫色と白の花を見掛けて撮った。 レイアウトの都合で、ピントが…

撮って見た 其の36-05
海老根/蝦根(エビネ)。
花の色は沢山有る様だが、見付けた花々を纏めて見た。

撮って見た 其の36-06
薄赤紫の海老根。 好きな色だ…
採りたく為る花とは云え、乱獲で自生地はもう殆ど無いらしい。

撮って見た 其の36-08
錨草/碇草(イカリソウ)。
一度覚えたら、忘れない形の花。
四方に伸びた角の部分(錨の鉤に該当)は「距(きょ)」と呼ばれ、袋状に為って居る。距の中には、昆虫を呼び寄せる蜜(虫媒花)が入って居る。
此れは結構、濃い色の個体だと思われる。
淫羊霍(いんようかく:正確には「霍」の字が違う)と云う精力剤で有名。 機序はバイアグラと同じそうだ。 庭に植えて見ますか(笑)?

撮って見た 其の36-09
梅花錨草/梅花碇草(バイカイカリソウ)。
湘南でこの花は珍しい。 中国地方や九州の野草だが、とても可愛い。
俯いてばかりで、御顔を見せて呉れないのだ。
錨草の特徴で有る距が無いし、花が丸い。 梅の花に似て居ると、この名前が付いた。

撮って見た 其の36-10
吹掛菫(フキカケスミレ:フレックルス)
北アメリカ原産。 freckles は、雀斑(そばかす)だね。

撮って見た 其の36-11

撮って見た 其の36-12
大手毬(オオデマリ)。
林の中で撮ったのだが、アップにすると樹々から落ちた葉、樹皮や小枝等で、汚い印象に為る。 庭や植物園とは違って、如何にも素朴な自然の中って感じで、敢えて奇麗にしなかった。

撮って見た 其の36-13
クレマチス。 久し振りに好きなコンポジションに収まった。
クレマチスは日本語表記では「鉄仙」と書く。 クレマチス種類のひとつを其の蔓の形状から「鉄線」と呼ぶので、稚児(やや)こしい。 更に、多くの人はクレマチス全体を「テッセン」と呼ばれる。 いや、「鉄仙」と理解して居るのかも(笑)… 花弁の様に見えるのは萼だが、この形から「風車(かざぐるま)」の名も有る。
フォトの花は「ザ・プレジデント」。 一番人気のクレマチスだそうだ。

撮って見た 其の36-14
芹葉飛燕草(セリバヒエンソウ)。
キンポウゲ科 オオヒエンソウ属/デルフィニウム属。
小石川植物園からの逸出帰化種(中国原産)で、日本で唯一、この属の植物で野生化した。
日本では燕だが、海の向こうは海豚なのね。 園芸品種の「デルフィニウム」とは随分イメージが違う可憐さだ。 下手糞なフォトからは判り難いが尾をピンと延ばした燕の様子に見えるかも。(芹葉を強調したくて、このフォトを選んだのだが…)

撮って見た 其の36-15
関東蒲公英(カントオウタンポポ)の冠毛。
ファンタジックフォーカスを掛けて撮った後に少しシャープにレタッチ。
歳の所為か、白髪頭を連想するので種子が飛んで行くのを見ると、心(うら)淋しい気分…

撮って見た 其の36-16
鶉葉蒲公英(ウズラバタンポポ)。
欧州原産の草花で、彼地の名前は「ヒエラシム・マキュラタム」。
50センチに為ろうかと云う程の長い茎だが、斑入の葉は根元にしか付かない。 其の葉には、鶉卵の様に赤紫色の斑が入る。 日本では鶉だが、原産地では豹(レパード)だそうだ。

撮って見た 其の36-17
山吹草(ヤマブキソウ)。
山吹の花弁は5枚だが、此方は4枚でケシ科(あの「瘡王(クサノオウ)の仲間)。 山吹とは親戚では無いのだが、両者が近くに咲いて居る事も珍しく無い。 「こっちの山吹は、大きく為らないのよねぇ~」って、肥料を入れても駄目です(笑)。
この色の反射率は高くて、花の中心が飛んで仕舞った…

撮って見た 其の36-18
丁字草(チョウジソウ)。
山吹草と同じ様な命名のされ方をして居る。 丁字(香料を採る)の花に似て居るらしい。丁字とは釘の事だが、花枝が細くて長いので、釘に見える様だ。
栽培されて居る処は少なく無い様だが、自生地は「湿った草原」が無く為った事で、激減して、絶滅危惧Ⅱ類に指定されて居る。