西尾中華そば 其の1982011/05/06 23:23:00

結局、ゴールデンウィーク中は、御所様と燦燦斗の油そばを頂いただけの麺ライフだった。 GWイブの渦も空麺だったので、ラーメンは久しく御無沙汰だ。 (実はこの前夜に奥さんと本鵠沼の予定も有ったのだが、事情で延期。) 2011年のGWは、例年に無く仕事も多く、暦以上に働いたかも。 この日から週末に掛けては、16時間勤務が続くかも… う~ん、被災地とは比べ様も無いのだが、震災の影響は小生に取っても大きかった。
で、そんな16時間勤務の真中に伺ったのは、駒込。 西尾さんが外遊中なので、小林さんが腕を揮って居る。 「『アレ』が有る」と仰るので、有り難く御願いした。

西尾中華そば 其の198
削節が踊って居る事からも判る様に、鰹な作品。 本枯鰹節を使った一杯で、御正月にゴールデン街で小林さんが造られた物に近いと云う。 そう云えば、駒込で再現作を頂いた記憶が有る。 この日の作品には前述した様に、薄くスライスした鰹節が盛られて居る。 如何にも上品な鰹風味が、適切な濃さで香って来る。 綺麗な色で透明感の有るスープを啜ると、ブーケ(違うって)と同様に洗練された鰹が心地良い。 決して濃過ぎず、且つ、充分な味わいの鰹が其処に居る。 刻んだ葱と鰹節の相性がこんなに良いとは思わなかった。 其れにカネジンさんの「パキっと麺」が非常に良くマッチする。 此れは美味だ。 御正月に頂いた時よりも更にソフィステケイトされて居る。
GWは、NCSにも顔を出せなかったので、「高級鯛ラーメン」と「塩もろみの鶏中華」の両方をミスって仕舞い、寂しく思って居たのだが、小林さんの鰹が救って呉れました。

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