今日のワイン 其の5432011/04/19 01:01:00

ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー ラ・グランド・キュヴェ タイユヴァン
Beaujolais-Villages Nouveau La Grande Cuvee 2010 TAILLEVENT

今日のワイン 其の543-1
渦のボジョレーナイト、徹尾の10本目は、小生がエノテカから送った、タイユヴァンの「グランド・キュヴェ」。 タ、タリバンじゃないからね(笑)… 造り手は、ドメーヌ・デ・ニュグ。 此れが最高のボジョレー・ヌーボーかどうかは怪しいが、恐らく市販品の中では一番高価だ。 300本の限定生産だが、全部、日本向け。 当然だ、日本以外の何処にボジョレー・ヌーボーにこの値段を出す人が居るだろうか? 小生もこの渦での御祭が無ければ、前年で打ち止めにする心算だった。 横浜そごうのエノテカに解禁1週間前に1本残って居たのがラッキーだったのか、アンラッキーだったのか。 ま、兎も角、芳実オーナーが丁寧に蝋シールを払ってから、抜栓して下さった。 (小生は蝋にスクリューを突き立てちゃう)

今日のワイン 其の543-2
態とじゃないかと思う位に濃い色で、渦の照明下で見ると、ナパのメルロー見たいな…いや、云い過ぎでした。 バイオレット・ガーネットのカラーだ。 ブーケも必死に強がって居る見たいに立派だが、チェリーは感じるがストロベリーは居なくて、カシスと酸塊。 此れも亦、ヌーヴォーから遠ざけ様と云う意図が感じる…と云うのは、藪睨みが過ぎるかな。 味わいは、深く濃く…なのだが、タッチが追い付いて居ないので、アンバランスな印象が有る。 酸味が不安定で強く出たり、タンニンに追われたり。 そう、タンニンはとてもガッシリして居る。 骨太では無いが如何にもVVから来ましたと云う主張を感じる。 ま、自分で持ち込んだボトルなので、辛口に書いては見た。
勿論、悪く無いボトルだが、3000円~5000円のレンジで、フィリップ・パカレやマルセル・ラピエールを相手に勝負出来るかと云うと自信が無い。 先のルロワを含めて、3本購入する方が絶対賢いと云う御意見には、黙って頷くしかないだろう…ね。

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