らーめん美学屋@木場 7回目2011/04/15 23:23:00

少しフライングしたのに、「トナリ」は十数名が列を為す。 何処からとも無く、飛んで来る桜の花弁と花粉… 今年の花粉は執拗い。

らーめん美学屋@木場 7回目-1
この雀が嘴で桜の花柄をチョン切る。 ヒヨドリやメジロは器用に吸蜜するが、雀は其れが出来ないので、千切って花床を舐めて居るそうだが、何か残酷な仕草だ。

らーめん美学屋@木場 7回目-2

らーめん美学屋@木場 7回目-3
で、もう少し足を延ばして、美学屋さんへ。 決めて居たのは「梅塩つけ麺」。 スープのカラーは醤油にも見える程だが、真ん中に大きな梅干が鎮座。 大きくてブヨっとした甘酸っぱいタイプの物だが、良い香りがする。 塩スープの湯気に絡むと期待が膨らむ。 スープ自体はノーマルな塩つけ麺と同じなのでは無いかな。 「塩らしさ」と「らしく無さ」のバランスが良い。 魚介風味の出具合も丁度良いし、メンマやカットチャーシュウも弁えた味付けで、上手に纏まって居る。 其処に梅を解して、梅肉を溶かすと塩とのコンビネイションが良い塩梅だ。 斯くも梅と塩は古来より、良い組み合わせとされて居る。
麺は加水率が高く、鹹水の薄いプリプリなタイプで、直喰すると少し物足りない喰感だ。 まぁ、直喰する方がどうかして居るのだが… だが、スープに浸すとこのキャラが活きる。 個性的なスープを良く引き立てて呉れるのだ。 もう少し絡みが良いとベターなのだが、プリプリタイプは其れが苦手な様だ。

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