撮って見た 其の9 (安国論寺@鎌倉)2011/02/03 20:25:49

先の日曜日、若宮大路の「波(WAVE)」で「カレーつけ麺」を頂いた後のスケジュールは、安国論寺だった。 鎌倉駅迄戻るのも癪なので、膨れた御腹の為にも歩いて見ようと、携帯電話でチェックすると1500m程だ。 三角形の短い底辺を行く様な物で、随分と近い。 ポカポカの御日様に見守られて歩くのは悪く無い。 相変わらず、携帯電話はショートカットの狭い道迄、違わずに案内して呉れるので、20分程で山門が見えて来た。 過日、訪れた妙法寺の隣の御寺で縁起にも似た様なトピックが重なって居る。 此れは百倍も達者なブログやHPが有るので、今回も小生が御寺其物に関する事を書くのは賢明では無さそうだ。

撮って見た 其の9-01
100円以上の志を、と云う御札所の前の木箱にXX円を投じて、最初に向かったのは、今回も見晴らしが良いとされる「富士見台」。 本堂前で右折し、狭くて可也の急勾配の階段を喘ぎ登る。 ステップの高さが結構有るので、シニアには辛いかも。 だが、妙法寺の時よりは短い時間で、西に眺望が開ける地点に到達。 日蓮が富士に向かって経を読んだと云う場所らしい。
時刻は、丁度正午。 歩いて居る時から、雲が西から流れて来始めたのが判って居たが、高嶺の頂きは雲の向こうだ。 朝は然ぞや美しく見えたのだろうが、のんびりと正午に着く様では、信心が足らぬのだろう。 其れでもこんな1枚を E-PL1 に収める事が出来たのは、仏の御心か。 噴火して居る様にも見えるのは気の所為?だよね。
この後、雪雲が押し寄せて来るのが怖い程に判り、予報に反して直ぐに曇天と為り、2時間後には到頭雪が舞った。

撮って見た 其の9-02
枝の間に薄い富士を入れて、左には由比ヶ浜から稲村ヶ崎。 稲村ヶ崎の後ろは箱根だが、双子山の無線中継所の電波塔が写って居る。 この電波塔は箱根峠の御天気カメラで何時も見て居るので、親近感が湧く。(このサイズでは判別出来ない)

撮って見た 其の9-03
富士見台に登って来るオバサマ方の蛮声が、聞こえて来たのを機に杣道を進む事にした。 平和の鐘を過ぎた当たりで、樹ゞの狭間から海が臨めたので、1枚。 相当な寒気が流れ込んで居る様で、山を越えた雪雲が鎌倉に迄至り初めて居る、そんな空模様だ。 其れでもヨットやサーフィンをして居るんだなぁ… R134の渋滞も僅かに覗けるが、御疲れ様と別天地?から、念を送る。

撮って見た 其の9-04
大蛇の木… 地面を這う様に延びてから、立ち上がる様子は怖い位だ。 蛇は嫌いだ…

撮って見た 其の9-05
八つ手に掴まった楓。 先日、妙法寺で羊歯と楓を撮ったが、2匹目の泥鰌を狙った。 八つ手が何か禍々しい物に見えて来るのは、小生だけだろうか?
凄く無理な姿勢で撮ったら… こ、腰が。

撮って見た 其の9-06
山紫陽花の新芽。 妙法寺では納得の1枚が撮れなかった。 今回もそう良くは撮れて居ない… でも、好きな色と形なので掲載。 慎重に合わせた筈のピントが芽の先に無いのが残念。 蜘蛛の糸が見えるかしらん? 背景は小さな御社(おやしろ)。

撮って見た 其の9-07
この頃にはもうすっかり曇天と為り、異常に寒い。 凍えそうな1枚。 「曇空は入れるな」が鉄則だが、敢えてと云うコンポジション。 とっても可愛い…

撮って見た 其の9-08
本堂前の紅梅は見頃を迎えて居た。 Uターンして居る枝振が面白くて、1枚。
周辺部分がブレて居るのは、手振補正が中心部にしか効かない所為なんだろうか?

撮って見た 其の9-09
もう1枚。 ピントを咲き掛けの御嬢さんに当ててから、背景が暗く為る様に大きくパンしてシャッターを切った。 V字のコンポジションは良かったのだが、御嬢さんの後ろが煩く為って仕舞ったのは誤算。

撮って見た 其の9-10
市の天然記念物に指定されて居る山茶花。 残念乍、ピークを過ぎた感が有り、姥花が多い。 朗月の光で撮ったと云う演出で仕上げて見たのだが…

撮って見た 其の9-11
日本寒水仙。 恥ずかしがって顔を上げて呉れない(御日様居ないし)のを、ローアングルで撮った。 曇り空の下で柔らかく撮って、ファンタジックフォーカスを掛けて見た。

撮って見た 其の9-12
提灯山茶花。 置行堀辺りで狢に会わぬ様に提げて歩くと良い。

燦燦斗@東十条 其の1032011/02/04 19:19:00

前夜は豆は撒かなかったのだが、カットした恵方巻を御喋りし乍、方角に拘らずに喰べた。 此では運も巡っては来ないだろうな。 で、この春最初の日は、燦燦斗へ。

燦燦斗@東十条 其の103
良いタイミングに到着した様で、待たずにカウンターへ。 「今なら煮干タイプも出来ます」と仰って頂いたのだが、ノーマルなテイストのラーメンを御願いして仕舞った。 で、何時もの様に何時ものテイストの一杯が着丼。 白胡椒を少し振って頂くと何時も乍の至高の味わいに達する。 この日はローストポークが殊更に柔らかくて、ジューシー、誠に良い具合だ。 太麺に薬味の葱を絡めて頂くのが好きなのだが、魚介豚骨風味が相変わらず、良くマッチして居る。 更に貝割を絡めるのも良い感じに為る。 うーん、やっぱり、後藤さんの一杯は違うなぁ…
歯医者に貰った沢山の薬を飲むのは格好が悪い。 早く治らないかしらん。
フォトの画質には勉強の成果が出て居る…筈。

ラーメン凪 炎のつけめん 其の32011/02/05 23:09:39

前日に金メジには欠席届を出して来たのだが、代々木を気にしつつ、この夜は「炎のつけ麺」。 Bさんに無理を云って、テーブル席に6人が押し集まる。 久し振りに上京(帰京か)の麺友のマリーさん、Mさん御夫妻、そして娘と奥さん。 残念乍、婿殿は欠席だったが、奥さん以外は、皆(娘も)「今年も宜敷…」の挨拶でスタートと云う宴で有る。 少し前迄は、御店に生田氏が居らしたと伺ったが、御目に掛れずに残念でした。

ラーメン凪 炎のつけめん 其の3-1
エーデルピルスでスタート。

ラーメン凪 炎のつけめん 其の3-2
ワインは赤を2本。 アンジョリ・プリオラートは西班牙のカベルネ・ソーヴィニヨンとガルナチャ。 充分に果実感が有るが、穏やかなCSで、タンニンも大人しいので、女性にもOKだろう。 シャトー プピーユは先日も naginicai で飲んで居るが、未だ記事をアップして居ない。 ガチガチに固かった記憶が有るので、もう一度試したかったのだが、このボトルは然程では無い。 もぎ立てのチェリーを森の中で喰べて居る様な酸味だが、バニラの樽香も結構感じる。 タンニンも柔らかいので、此れなら何も問題ないな。 前回のボトルは何だったんだろう。

ラーメン凪 炎のつけめん 其の3-3
ひとりで切り盛りされて居るBさんに予め御願いして有った、鶏料理の数々と摘み。 Bさんの造られる鶏はどれも非常に美味で、好みだなぁ。 純白鶏に、鶏チャーシュウとガーリック風味のソテー。 其れにチーズ…

ラーメン凪 炎のつけめん 其の3-4
最後にMさんが炎のつけ麺を注文され、他のメンバーはつけ麺をリクエスト。 実は、小生はフォトを見て、つけ麺も喰べたんだ…と思った程に記憶が怪しい。 其程に御機嫌で、本当に時間を忘れてあたふたと駅へ急ぐ迄、あっと云う間の楽しい集いで有った。 其れにしても、ラスマイの東海道線の混み方は、朝のラッシュ異常、いや以上で…
この夜は見知った御顔の皆さんが、炎のつけ麺のカウンターに御揃いで、金曜日の夜の賑わいが此処に遣って来た見たいだ。