撮って見た 其の112011/02/11 11:57:55

先日アップした向島百花園の梅…

撮って見た 其の11-1
書いた通りにきついフォトに為って仕舞って、気に入らなかった。 RAW 現像とフォトショップの解説本を読み漁って、ネットを彷徨って…

撮って見た 其の11-2
手間は掛ったが、今日は此処迄編集出来た。 明日は更に向上する…筈。 「CP+」にも行かず、雪籠の御楽しみ。

撮って見た 其の12 (浜離宮)2011/02/11 17:16:25

前の週末、やや午後遅い時刻に為って仕舞ったが、オフィスでの面倒事を片付けた後、新橋で下車。 以前は無かったペデストリアンデッキを進むと、浜離宮庭園は直ぐだ。

撮って見た 其の12-1
中島橋の袂に生えて居る黐の木(モチノキ)の樹幹から、顔を出した新芽。 輝く様な紅色にレンズを向けた。 背景は大泉水の水面(みなも)だが、一寸、暈し過ぎ。 でも、柔らかい光が好きなフォトに為った。
子供の頃に新芽が緑では無くて、赤い事に疑問を感じた。 素朴な疑問に祖父を訪ねて来て居た北大の高名な植物学者(後にそう知ったのだが)は、散歩に連れ出した幼い小生に易しく語って呉れた。 其の語りは残念乍、覚えては居ないのだが、長じてからの理解は「新芽の速い成長に葉緑素の供給が追い付かない」だ。
中島橋の上で、外国人の若いカップルのスナップを引き受けた。 適度にアップにして、背景も入れて、珍しく良いコンポジションに収まった。 ラブラブの御二人の笑顔が一番だったが、"Perfect!" と云って呉れたのは嬉しかったな。

撮って見た 其の12-2
もう1枚。 テカり過ぎ(PLフィルター付けて見る?)だが、奇麗な朱だ。

撮って見た 其の12-3
更に… 合焦試験見たいな感じに為った。
フォトショップの練習に使った1枚。

撮って見た 其の12-4
福寿草かと思ったら、蒲公英。 西洋種だね…
このフォトの何が悪いって、ごちゃごちゃ写り過ぎて居る。 でも、其れが良いんだってば。 獅子の歯(Dandelion)、捨て難くて…

撮って見た 其の12-5
吾妻山公園(二宮)の菜の花は見頃を過ぎたと云う情報で、此方へ遣って来たのだが、逆にシーズン一寸前で、鳥除(だよね?)の青いネットに覆われて居た。
沢山撮ったのだが、コンポジション的には此れが良いかな。 やや色飽和して居る感じだが、油菜だから、此れで良いのだ(意味不明)。

撮って見た 其の12-6
何処にも耶茶坊主は居る物で… 花の下が長い奴はエッチだと小学校で教わった。
撮る時にコイツにピントを置かなかったのが、悔やまれる。

撮って見た 其の12-7
ど~んとスクエアに撮って見た。 うむ、波動砲で狙われて居る気分だ。
蛍光灯の色温度(4000k)で現像して、カラーフィルター気分で遊んで見た。

うーん、青いネットは何時外されるのだろう?
撮って見た 其の12-8

栄四郎(栄川大吟醸)2011/02/11 19:17:33

日本酒の単品記事は屹度初めて… そんな1本に出会った。
懇意にして頂いて居る御鮨屋さんで頂いた。 日本酒に造詣の浅い小生が「さかえ しろう」と読むと大受けで有った(汗)。 栄川(えいせん)と云う福島の高名な酒造元の作品との事。 明灰色と深緑色の水引が和紙の封を飾って居ると云う大層な出で立ちで、立派な化粧箱から取り出される。

栄四郎(栄川大吟醸)
大将が用意したのは、ワイングラス…そんな大吟醸らしい。 色相がシャブリを薄くした様に見えるが、当然、粘性が高くて、思わずスワーリングしそう(笑)に為った手が止まる。 ブーケ、いや… 芳醇な麹香だが、雑香の全く無いクリーンでピュアな印象だ。 何処か甘いフルーツ香がする。 期待を持って口にするが… こんな日本酒初めて、だ。 カテゴリーからすれば、「淡麗辛口」だろうが、搗き立ての餅の様な弾力と然り気無い力と重厚感を感じる。 エレガンスとかジェントルとか… そんな表現をしたい味わいも見え隠れする。 此れは素晴らしい、と云うか、凄い日本酒だ。 山田錦の芯の部分だけから醸造(精米歩合は40%)される贅沢品。 度数16.3とか、日本酒度が、+4.0~+5.0 とか云うが、数字では語れない味わいの超逸品。 コンクール総舐めとか、其の誉れは枚挙に暇が無い。 「福島県の誇り」との事だが、充分以上に値しそうだ。
750ml瓶で、たったの5000円!(一升瓶で1万円) 此れは、コストパフォーマンスも最高だ。