西尾中華そば 其の1762011/01/04 18:19:03

NCS初日。

西尾中華そば 其の176-1

漸くの初詣に出向く前に、奥さんと一緒に霜降商店街へ。 奥さんが、西尾中華そばに伺うのは、此れが初めて。 11時15分位に到着。 御待ちの方は1名…と思ったら、もう開店して居ました。 屹度、そう為って居るのだろうとは、思って居ました。 10分位待って、カウンターに。 この日は厨房には、西尾さんと小林さんの御二人。 勿論、新春スペシャル第一弾の、鴨ニシチュウを頂く。

西尾中華そば 其の176-2

合鴨のスープは優しい鴨風味の醤油テイストだが、充分な鴨の味わいに魚介のニュアンスも確り感じ取れる。 乗せて有る真鴨の肉が非常に美味い。 匂いの片鱗も感じさせず、鴨肉の旨味だけが取り出されて居り、其処に塩・胡椒で僅かにプラスαした味わい。 其の柔らかさも相俟って、奥さんにも大好評。 薬味葱のトップには、柚子が乗って居り、此れがスープに落ちると、亦、良い風味が加算される。 うむ、何時も乍、達者な物で有る。
翌日は鯛のスープとか、此方も亦、楽しみだが、鴨の様に15時で売り切れたら、どうしよう。

西尾中華そば 其の1772011/01/05 23:23:00

仕事始は、年末に廻れなかった処への挨拶でスタート。 すっかり、ランチタイムを外れたタイミングに霜降到着。 こんな時刻でも、4名が御待ちだ。

西尾中華そば 其の177-1
前日の鴨は、15時30分を待たずに完売した様だが、この日の鯛も大人気だ。 渦でも御馴染みのNさんの御隣に滑り込む。 後からJさんも来られて、神奈川率の高い?状況。

西尾中華そば 其の177-2
前日よりも少し燻んだ印象のスープからは、魚介の風味が昇って来るが、そんなには強い香りでは無い。 蓮華を使ってスープを啜ると、仄かに甘い鮮魚香が口に広がる。 当然だが、前日とは随分違うので、面白い。 確り鮮魚して居ても、サッパリさも持ち合わせて居て、洗練された魚の味わい。 この日のチャーシュウは三元豚だそうだが、普段よりも厚くスライスして有り、やや濃く付けられた味わいがスープと良く合って居る。 この日はメンマが乗せて有るが、今回は細くスライスして有る。 そんな処にも気を漬かって居るのね。 鴨には葱…だったが、この日も焼いた白葱が配されて居り、此れが美味。 マサ配合麺も何時もの様にオールマイティー振りを発揮して良い感じだ。
フォトは、歪みが目立たない様に、50ミリ(35ミリ換算)以上で撮る様にした。 一寸、離さないといけないのだが…

今日の渦 其の3612011/01/06 01:01:00

渦の新春初営業。 新年会も無い仕事始なら、本鵠沼に向かわない理由は無い。 この夜は、珍しくコテコテのボルドー(そんな表現って…)を飲みたい気分。 ま、ワインバーにでも行けば良いのに、渦で飲もうと云うので、段取りが面倒に為る。 冷たい風の中、ロックスオフに寄って、スパークリングと一緒にピックアップしたのは、シャトー・ポタンサック。 メドックのクリュ・ブルジョワ・シュペリュール。 丁度、渦に配達されると云うタイミングだったので、御店主に運んで頂いた。 ラッキー!
この日は常連諸兄も仕事始だろうから、余計な煩事を入れまいと、何方にも連絡をせずに遣って来た。 ワインを静かに?飲むなら、やっぱり、一番奥…と、何時もの小田急でSP。 さ、寒いいなぁ…この風。 で、目論見通りの定位置に。 お、フットレストがカウンターの下に配された。 器用な芳実オーナーの御手製だそうだが、小生の様な短足族には、有り難い。

今日の渦 其の361-1
もし、ワイン好きが揃ったら、スパークリングを開けようと思ったのだが、此れは預かって頂いて、次回廻しにする。 で、早速、ポタンサックを開ける。 典型的なメドックで紳士然とした味わいに、何だか安心させられて、癒し系の酔心地。 そう、何故かこの夜はこんな気分で、誠に適切なセレクション。 ロックスオフのMちゃんに感謝。

今日の渦 其の361-2
暫く摘みも御願いせずにグラスを傾けて居ると、芳実オーナーがチャーシュウの3種盛を提案して下さる。 更に毎日いらっしゃるHさんにポタンサックを御手伝い頂く。

今日の渦 其の361-3
と、小生の芋好を覚えて居て下さった様で、フレンチ・フライを振舞って下さった。 有り難く、パクパクと平らげて仕舞った。

今日の渦 其の361-4
この夜の〆は、小生にしては珍しい作品をセレクト、「梅塩煮干しの和えそば」。 …ったく、何を造っても巧みな物だ。 適切な量の梅肉を刻みチャーシュウの硲に入れ込んで、梅干のテイストだけが際立たない様に工夫し、塩ベースのタレに煮干を溶け込ませて、太い麺を浸して居る。 矢張、此位の太麺が適当なのだろう。 味と喰感の組み合わせが、ベストに感じる。 梅、煮干、塩の三味が一体に為って、独特の味わいを形作って居る。 其処に、水菜やメンマが名脇役として活躍する。 見事なハーモナイゼイションだ。
未だバスの有る時刻に失礼して来たが、強風が冷たい… やばい、風邪を引きそうだよ。