今日のワイン 其の4962010/11/23 16:16:07

LUMIERE Petillant NV
ルミエール・ペティアン NV

今日のワイン 其の496-1

渦のBBQパーティで色々有って(笑)、「辿り着いた」感じで到着した一宮町のシャトー・ルミエールの附帯レストラン、「ゼルコバ」。 当日に人数変更するわ、約束の時刻に20分も遅刻した我々を気持ち良く迎えて呉れた。
折角来たのだから、スパークリングでスタート。 マネージャーの増田氏の推奨で、ペティアンをセレクト。 驚いた事に、地元の甲州種100%だそうだ。 NVとして居るが、2008年産の葡萄で造られて居る。 因みにペティアンとは、『アルコール発酵中に瓶詰めを行い、アルコール発酵で生じる炭酸ガスをそのまま自然な形で含んだ微発泡性ワインのこと』で、通常は3気圧以下だが、このルミエールのスパークリングは、3.2気圧程有ると伺った。 この「瓶内再発酵」には「アンセストラル」と洒落た名前が付いて居るが、此処では「田舎方式」と呼ぶのだそうだ(笑)。

フォトの目隠線に能が無いと云われたので、Nさんの目にはワインを入れて見た。 怖くて気持ち悪いだけなんすが… 大体、グラスにピント行って無いし(笑)。

今日のワイン 其の496-2

スパークリングワインは見た目も楽しく美しいが、この日の様に陽差しの澄んだ外光を受けると尚更だ。 淡いピンク色が混じった檸檬イエローの液体のバブルの収まりが早いのが、如何にもペティアンっぽい。 口にすれば、柔らかいペティアンならではのタッチと少し高め(ペティアンにしては)の圧で、泡立感が楽しめる。 少し燻んだ感じがするのは、アンセストラル特有で、瓶内発酵後のフィルタリングをして居ない所為だ。
適度な酸味とフレッシュネスが取得の甲州種だが、フルーティな部分に薄いビター感が混じる。 中々爽快なプチドライの一杯で、スターターには誠に適切なスパークリングワイン。

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