今日のめじろ 其の550 ― 2010/08/24 23:23:00
代々木めじろの火曜限定は、超煮干油テイストの「褐色の滴」。 この週からつけ麺仕様も開始されると伺って、遣って来た。 めじろ族が集まって居るかと思えば… 皆さん、亦、野方だの沼部だかに居らしたのだろうか?
R店長に最初の一杯目を造って頂いた。 つけ麺のスープなので、温麺のスープよりは濃いのは当然だが、そんなに濃い印象では無い。 勿論、煮干風味は高いが、所謂、「弩煮干」と云うタイプでは無い。 そして、前週の温麺のスープ同様に此れが美味。 煮干を上手に丁寧に処理して呉れると小生でもこんなに熱心なファンに為れる。 醤油の風味との相性が凄く良いのだが、煮干と醤油だけでは無く、色々な具材が複雑に絡み合って居て、此れが堪りません。 麺は他のつけ麺と同じ麺だが、代々木めじろの麺なので、良いのは当然だ。(麺の盛り付けには課題が有りそうだが(笑)) 直喰用にもう1枚頼めば良かったと思う位だ。 この麺を先のスープに浸すのだが、この作品の場合はどっぷり漬けて、充分にスープを麺に絡めて頂くのが御勧め。 こうすれば、濃いスープに美味い麺のコンビネイションを堪能出来る。 スープに長葱と角切のチャーシュウが入って居るのは、温麺バージョンの「滴」と一緒だが、楽しくも美味い。 特にチャーシュウの香ばしさが何とも良い感じだ。 久し振りに麺が減って行くのが、惜しいと云う気持ちにさせられた。 割り出しを頂いて、最後に残った少しのスープを割って見た。 少し小生には煮干香が強く為り過ぎる感じで、スープは生(き)で頂くのがベターだな。 丁度、出て来られた祐貴社長に親指を立てて見せ、翌週も来ようかな…と店を出る。

帰り際、線路の向こうに味玉の黄身の様な太陽が沈んで行くのが見えた。 慌ててシャッターを押した1枚。 最悪の状況下で、此処迄写れば大したものだ、よね?