Collection of Essays by Claris Two

東十条に着いたのは丁度、喰事のタイミングだったが、御待ちの方は５人だけ。　流石に日中３５度にも為った猛暑日にラーメンを喰べようと云う人は減る様だ。　逆に云えば、行列諸兄は其れだけコアなフリークの皆さんと云えるのかも知れない。　回転の良いタイミングだった様で、１０分少しで店内へ。　Ｅ－ＰＬ１は、小型とは云え、Ｓ００１の様にＹシャツのポケットには入らない。　カウンターに置いた時に、ラーメンの飛沫等が掛らぬ様にタオル地のハンカチをプレゼントした。　未だ上手に撮れるとは云い難いが、マニュアルは通読した。　必要な機能は理解したので、後は場数を踏んで行こう。

暑い日は熱いラーメン。　この日も其の哲学？を貫く。　少しホワイトペッパーを振って、そっと口を付けると暑かろうが何だろうが、何時もの旨味が口に広がる。　この味わいは、燦燦斗だけのものだ。　ローストポークと貝割、メンマ、味玉。　シンプルな構成なのだが、スープは奥深く、チャーシュウには匠の技が光る。　太い麺に濃厚なスープを絡めて頂くと来て良かったと沁々思う。
店を出て、ジャケットを羽織ると流石に辟易する暑さに苛まれるが、満足感に満たされれば、翌日も頑張れる…かも。