今日のめじろ 其の5422010/07/16 01:01:00

翌日は、人間ドックと云うタイミング。 ならば、軽く喰べて置きたい。 で、めじろ代々木本店の「塩の冷やしら~めん」。 前週の金メジで試作?段階の一杯を頂いたが、色々とブラッシュアップしたと伺って、改めて頂く事にした。 この日は既に祐貴社長も来られて居たが、厨房はR店長が担当。 手数の掛かる冷やしだが、手際良く造って下さる。 スープの味わいは、少し塩の輪郭を際立たせた様だ。 柚子の風味が適度に溶けて居り、口に広がる香りがとても良い。 魚介の味わいと塩を取り持つのは、山葵。 涼しげなガラスの丼の内側にそっと添えられて居る山葵を少しづつ麺に塗して頂くと、スープとの相性の良さが伺われる。 塩スープなのに仄かな甘ささえ感じるのは、煮干エレメントだろうか。

今日のめじろ 其の542

麺は細麺で、この冷たいスープとの相性は良い。 最後に氷水で締める事で、良い印象の喰感を齎して居る。 麺には、貝割れに代わって刻み胡瓜が乗って居る。 醤油の冷やしと乗せる具を統一した様だ。 両方を提饗する様に為ったので、当然かな。 鳴門も可愛らしく乗って居るし、揚げ玉も和風テイストに貢献。 「冷やし狸」だったモンね。 あの赤いチャーシュウも健在で、此れは冷たいスープで真価を発揮する。 白髪葱とメンマは何時も通りだ。 メンマも冷たいスープで意固地に為らずに、柔らかさを維持して居る。 ボリューム的にも涼しさ加減からも、この日に頂きたかった「正に此れ」的な作品。
金曜日の鮮魚は「めじろの秋刀魚」と祐貴社長が、御披露目して下さった。 土曜日のスペシャルも有る…そうだが、人間ドックや宴会スケジュールが詰まって居り、ミスりそうで、とても残念。