西尾中華そば 其の1342010/07/14 01:01:00

前日から始まった夏の限定シリーズの第2弾?は、「冷やし担々麺」。 初日は大人気だったと情報が流れて来た。 昼/夜、各10喰限定ではハードルが高いかも…と、充分な余裕を以てシャッターで到着。 いや、少し早過ぎたな。 丁度、扉が空いて居たので、西尾さんと少し御話しをして居ると、雨がポツリポツリ… で、店内に入れて頂いて、15分も早く暖簾を掛けて頂く事に為って仕舞った。 どうにも、申し訳無い次第。 この日は「二郎風の太麺でも造れます」と仰るので、其れを御願いした。(屹度「かけ二郎」もこの麺)

西尾中華そば 其の134

6分の茹で時間を経て、「冷やし担々麺」が提饗される。 スープの表面には辣油の赤い部分も目立つが、全体的には担々麺の色では無い。 芝麻醤(チーマージャン:白胡麻のタレ:小林さんと西尾さんでは、掻き混ぜる程度が違う…とか)の色と辛系の色が混ざって居るので、色の綺麗さと云う点では、イマイチ。 (そんな色迄兎や角云われたく無いよね) だが、スープを蓮華で啜ると、前述の組み合わせのテイストが、色のイメージよりずっと美味しいと知れる。 白胡麻の濃厚でやや甘目の味わいが、冷たい温度の中で辛さと絶妙にマッチして居るのだ。 キーポイントは、「冷やし過ぎない」。 キンキンでは無くてこのスープの味わいが、ベストコンディションに為る温度にして有る。 此れは憎い! 芝麻醤だけで無く、辛味を演出する辣油も全部、自家製だそうだ。 太麺を飾る大豆、挽肉、白髪葱には、其の特製辣油が不断に掛けられて居るのだが、風味は高く、辛さは適切だ。 「思った程辛く無い」と云うコメントも有ったそうだが、辛くするだけなら、難しくは有るまい。 旨さと両立させるのが、大変なのだ。 其の観点からすれば、この辣油にしても、芝麻醤にしても、特上の出来だ。 普段よりは少し油を使った素材が多いので、多少オイリーでは有るが、其れが全体の構成を壊す様な事は無い。 大豆は少し固目の喰感が楽しめるし、薬味葱や白髪葱も良い風味を加えて居る。 だが、特筆すべきは、真ん中に盛られた挽肉だ。 少し固目に仕立てられて居るので、バラバラに為ってスープに沈むと云う心配が無く、上手に喰べられる。 スープの一部に辣油を造った時の濾滓を纏めたもの(フォト左上)を落とすと、風味が増す。 「滓」等と書いたが、こんなに旨くて豊かな風味の滓は無い。 結構、沢山使って仕舞ったが、此れは御飯に乗せて、最近流行りの「喰べる辣油」為らぬ、辣油滓で最高の味わいに為るだろう。
二郎風太麺は固目に茹でられて居り、歯応えが良く、喰べる感じの麺。 此れが前述のスープと絡み、とても良い具合だ。 但し、喰べる際に飛沫?を飛び散らせ易いので、Yシャツ/ネクタイ族は要注意だ。 何しろ、スープはあの色だから…(笑)
本来の開店時刻近く為ると、続々と御客様が来られるが、小生が居る内に来られた7名全員が「冷やし担々麺」をオーダーされた。 細麺が3名で、4名が二郎風太麺だったと記憶して居る。 もう一度伺って、細麺で造って頂きたいとも思うのだが、完喰・完飲したら、御腹が「疲れた」と訴えて来た。 やっぱり、其成に充分辛いんだろうね。

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