西尾中華そば 其の1282010/06/15 02:02:00

判り易い形で、関東地方も入梅。 そんな雨の中、NCSへ。 昼休みのタイミングだが、雨の所為かゆったりして居り、小林さんは休憩と云う余裕。

西尾中華そば 其の128-1

「ざる中華」を御願いしたら、「この寒いのに?」… いや、20度は有るので、寒くは無いかも(笑)。 更に「塩で造りましょうか?」との有り難い御言葉。 其の塩は、金曜日、土曜日の夜の「鶏中華」で使ったふたつの塩のブレンドだそうだ。 詰まり、高知の「いごてつの天日塩」とアンデスの「ウユニ塩湖の塩」を合わせた塩ダレと云う事に為る。

西尾中華そば 其の128-2

先ず、スープを啜ると中々しょっぱい。 このしょっぱさに美味さが有る。 「御湯に溶かしただけで、結構、味が出る」と西尾さんは仰る。 ミネラルだの何だのって、沢山含んで居るんだろう。 でも、高知とアンデスの顔合わせとはね。 両方の塩共、充分に塩で(笑)、そして柔らかさと円やかさを兼ね備えて居ると云う共通点が有る。 其れに普段のざる中華の味わいが重なって、良い雰囲気を醸し出して居る。 最後にスープを割って頂いた。 御手数を御掛けして恐縮だったのだが、此れは良い。 この日は可也、濃厚仕立てだったので、麺を浸す出汁が移動して来ても、生(き)で頂くには少しだけしょっぱい。 だが、割って頂くと非常に適度な濃さに為り、此れも亦、「料理」だ。 前述した様にマサ配合麺は出汁に浸って居るのだが、其の出汁の量が小生には丁度良い。 最初に直喰して…と云う、小生の喰べパターンに合致して居ると云う訳だ。
うん、この作品も亦、結構な御手前だ。 何かのアレンジが加わった一杯って、嬉しい。

あ、誰か小生の傘を間違えて持って行かれた様だ。 で、残ったワンタッチ傘を差して帰る。 でも、小生の傘はワンタッチでは無かったんだけどなぁ… この傘は逗子のワインバーに忘れ去られる事に為るのだが…

コメント

トラックバック