今日のワイン 其の4222010/05/04 20:15:23

モスカート・ダスティ サラッコ
Moscato d'Asti 2007 Saracco

今日のワイン 其の422-1

西尾さん達と伺った「オステリア・ヴィンチェロ」での最後のボトルは、7本目に当たる。
真打はラシーヌがインポーターと云う1本。 〆のボトルは何を持って来るのかは、興味が有った。 成程、高価なものでは無い(千円台だろう)が、甘口のスプマンテをデザートワインに。 為らば、ピエモンテのアスティは定番なセレクション。 モスカート(モスカート・ビアンコ・カネッリ)は、日本で云うマスカットだが、イメージは大幅に違って来る。

今日のワイン 其の422-2

スプマンテと云っても、所謂、微発泡タイプで大人しい(度数も6%)。 水の様な…は、云い過ぎだが、淡い檸檬イエローのカラーの中に透明感の高い、細かい泡が臨める。 ブーケは、ピーチを先頭にマスカット、白い花束、ミント…が、整然と並んで来る。 勿論、味わいは甘い。 小生は甘いワインは基本的に駄目なのだが、コイツは例外。 嫌みな甘さは微塵も感じられない。 スッキリ、爽やかなサワースウィートには、ブーケに居た仲間に加えて、メロンだの林檎だの、そして紅茶等が含まれ、其等が適度に仄かで、上品で、チャーミングで、クリーンで好みだ。 「御疲れ様!」と乾杯するも良し、別れの一杯にも適切だ。
初夏の芝生にパラソルを立て、ロックアイスのひとつも落して頂くと云うのが理想(御相手は?)だが、深夜にこのメンバーで頂くのも、乙な物で有る… と、書いて置こう(笑)。
楽しい時間は、あっと云う間に流れて仕舞い。 「終電、終電」と叫んで飛び出す。 未だ雨がペーヴメントを濡らして居るが、なんて気持ちが良いんだろう。 亦、誘って下さいね!

もう西尾さんは白河夜船… 毎日の激務で御疲れです。

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