今日のワイン 其の3762010/02/27 09:35:04

ギョーム ケロン ヴィラ モンジロン
GUILLAUME QUERON VILLA MONGIRON 2005

ワインの飲むペースに記事を書くペースが追い付かない…
もう2週間も前に為るが、御堂筋と曽根崎通の交差点に有る「サルバドーレ・クオモ」は、ピザが有名な全国展開のチェーン店だそうだが、このガラス張りのイタリアンの店は中々御洒落だ。 雪の東京駅を出発して3時間。 梅田のリストランテで、麺友のマリーさんと待ち合わせられるのだから、毎度の事乍、新幹線は速い。
サラダやピザを摘みに選んだワインは、モンジロン。 上州から、長楊枝を咥えて遣って来そうな名前だが、サンテミリオンの近く(この「近く」が少々怪しい(笑))から、届いたメルロー100%と云う変化球(このACでは珍しい筈)。 (「スーパーボルドー」と云う冠は、使わないで欲しいものだ…) ネットで購入すれば、2000円程のボトルなので、そう大層な物では無いのだが、此れは当たり。 中々の1本だった。

今日のワイン 其の376

サンテミリオンの雄、ヴァランドローの指導が入るシャトー、「ラフルール・モンジロン」のセカンドで、メルローに適した土壌で育つ樹齢40年の古木の葡萄で醸造される。 メルローらしい深いルビー色の液体は、ブーケも赤系で、プラムとチェリーが主体の様だ。 味わいは、2005年のこのクラスのメルローにしては、確りした印象の凝縮感が有り、とてもシルキー。 此れはタンニンや酸味が弁えた主張をして居る結果の様で、やや物足りない処が無い訳ではないが、穏やかに纏めて居る。 美味しいピザを頬張り乍、気軽に頂くには非常に適した1本で、TPOベスト。 この後に、有名/高名なバー、曽根崎の「樽」に伺う事に為って居たので、ワインはこの1本だけにして置く。

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