山中湖からのパール富士?2017/06/10 23:23:00

2017年最小の満月は、「ストロベリームーン」だそうだ。 まぁ、其れは気に為るトピックでは無いのだが、山中湖の北西端から観ると富士山の山頂の縁に月齢15.0で当ると判明。(「カシミール」でのシミュレーション)
山中湖からのパール富士?_07
山中湖での日出時刻は4時23分と1年で一番早い時期なので、明るさ的にもとても良い条件だ。 梅雨に入った肝心の天気だが、土曜日の早朝は雲が避けて呉れそうだ。 気温は8度予報と寒そうだが、風は弱い様だ。 湖の端に辛うじて山頂も写りそうなので、静穏は有難い。 久し振りにリールカフェにも寄りたい(そっちが優先だったりwww)し… 「行く」と決め、辰也君に御免の欠席届を出して、17時に就寝。 普段よりも3時間早いだけなので、確り7時間眠れる(笑)。 で、ゴソゴソと冬支度をして午前1時に出発。 深夜のドライブは久し振りだが、道が空いて居るので、高速の利用は最低限とエコノミーコースを走行。 籠坂峠で爺の反射神経をチェックしに出て来て呉れやがった、バンビ。 (旧式のドラレコからキャプチャ)
山中湖からのパール富士?_01


桂川の河口の突堤(下調べ済み)には午前2時半前に到着。 此処は駐車場から10秒の距離なのでとても有難い。 でも、誰も来て居ない(後でオバサマが御一人来られた)のに拍子抜け… 此の沈む頂上位置では「パール富士」とは認定されないのだろう(笑)。 天文薄明は2時48分から始まるので、設営が終わった頃の空は気持ち明るく感じる。 月は輝いて居り、近くの土星も見えて居るのだが、富士山が…
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東の空では「明けの明星」がせせら笑う。

処が小生の行いが良い(オバサマの方だったに違いない)のか、天が年寄を憐れんで呉れたのか、瞬く間に文字通りの雲散霧消。
山中湖からのパール富士?_02
諧調を調整して暗い部分をやや持ち上げて居る。 もう少し突堤が沖に延びて居て呉れると構図的に都合が良かったのだが、贅沢は敵だ。 土星の光度は0等ジャストだが、明るくして見た。 無風状態なので湖面の乱れが少なく、山容が綺麗にリフレクトして居るが、湖水の量が多いと良かったのになぁ…

月が沈むのを待って居たかの様にあっと云う間に霧が立ち籠める。 山の天気の変化の速さに改めて吃驚。
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長池親水公園からのショット。

其れでもパノラマ台へ急いだのだが、其処は人も車も溢れて居る。 皆さん、良く勉強されていらっしゃる(笑)。 でも、道路に駐めるのは駄目だよ~
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赤富士…っぽく撮ったが、既にタイミングを失して居る。 パール富士と赤富士を欲張ってはいけない。 屹度、皆さん赤富士に絞っていらっしゃったのだろう。 湖面を霧が覆って居るのが判るが、広角レンズをサボったのが惜しまれる。 其れにしても上天気で有る。

湖畔の「きらら」でトイレ休憩。
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霧も晴れて既に陽射は暖か過ぎる程。 樹影に自らを混ぜて遊んだ(笑)。

「きらら」の駐車場は8時半にオープンなので、「文学の森」へ移動。 漸く「朝喰」の御握を頬張り、人心地が付いた。 明け方はセーター2枚とジャンパーで震えて居たのに、もうポロシャツ1枚でも大丈夫な位で、御日様って凄い。 ゆっくりと撮影機材を片付けてから公園の「文学の小径」に踏み出す(文学爺でも無いのに)。 未だ7時過ぎだね(笑)。 「おひさま広場」でノンビリと蛙の声を聴き乍、「どんぐりころころ池」を翔ぶ銀ヤンマを眺めて居た。 此の蛙は付近の樹に泡(卵塊)が有ったし、「コココ…」と云う鳴声から「森青蛙」だと思う。 「21世紀入った頃に鳴沢村の卵塊を山中湖の文学の森周辺の小川に放した」と云う話をネットで見掛けたので、そうなのだろう。 で、付近で撮ったフォトを1枚だけピックアップ。
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撮って下さいと云わんばかりに木蔦が絡まり杉(失礼しました)。

風が出て来たと思ったら、強風注意報迄… 本当に明け方は無風で良かったなぁ。 一寸早いけれど、「リールカフェ」でSPするんだ。