今日の piccolo zio 其の15 ― 2017/01/07 23:23:00
江ノ島で夕陽を撮ろう。 雲も良い感じに見える…と、本鵠沼を通り過ぎて片瀬江ノ島迄行く。 未だ御正月休みの延長線は消えて居らず、そんなファミリーやカップルで賑わって居る。 何時もの様に江の島弁天橋の橋下から突堤を前景に…とも思ったのだが、突堤の先の「鈴生り」を遠望して、其のプランはキャンセル。 一度、撮って見たかったR134の境川に掛かる片瀬橋の下で E-M5MkII を構えた。 満潮に為ると波が洗う場所だが、今回は干潮タイミング。
到着して1枚目。
未だ橋の下に潜らずに河岸の手摺を入れて、のシーン。
焼けそうも無い雲…
カラートーンを変えて。
土曜日なので、「Piccolo Zio」は15時からバルタイムの営業を始めて居る。 だから、18時を待たずにマッツンの処へ。
サービスのスパークリングで新年を寿いだ後にワインをセレクト。 「XXさんに飲ませちゃおぅ」と小生のタグを付けた(らしい)ボトル。
「ボトルネック」だってさ。 シラーとグルナッシュのタフ系ワイン。 其の割にはスムーズな飲み心地だが、酸味がやや風変わりでアルコール感と綯い交ぜの印象。 尚、名称は楽器のギター由来だそうだ。
「Piccolo Zio」の料理は何れも手が込んで居る。 前菜だって…
テリーヌは丁寧にハムで囲まれて居るし、椎茸に付けられた繊細なテイストにも驚かされる。 白身魚のカルパッチョやセンターの甘酸っぱいカップにもいっぱいの手間が籠められて居る。
分厚いサーモンの程良い柔らかさと其の味わいたるや… 菠薐草のソースが白胡麻に絡むのがとても御洒落なテイストを醸し出す。
黒板を見た時から凄く頂きたかった「ミラノ風カツレツ」。 揚げて居る時から堪らない馨りが漂って来る。 居合わせた御客様全員が「私にも…」で、即完売(笑)。 たっぷり2枚でボリュームも満足。 油もパン粉も揚げ具合も全てがパーフェクト。 此れは超絶美味。 絶対の御奨め!
確りパスタも頂きました。
マッツンのパスタは美味いぞぉ~ 菜の花とかアーリーレッドとかをたっぷり入れて春っぽく造って頂きました。 はぁ~アルデンテ! 矢っ張り、マッツンは為るべくしてシェフに為ったのだと納得のコースでした。 大々満足、御馳走様でした。