燦燦斗@東十条 其の3112016/11/30 01:01:00

月に一度の恒例、御所様拝謁の日。 今回は懐かしい御顔がもう一人。

燦燦斗@東十条 其の311-1
ビールで再会を祝して。

燦燦斗@東十条 其の311-2
此の最高のローストポークで頂くビールは格別。 実に美味い…

御所様が「煮干嫌いでも、是非」と勧めて下さったのは、「塩 中華そば」。
燦燦斗@東十条 其の311-3
確かに煮干を感じるが、所謂「煮干ラーメン」では無くて、幾つもの味要素のひとつとして、突出する事無く、均整・調和が取れて居て、スムーズなテイスト。 勿論、刳みや臭み等とは無縁で、此れは美味しい。 こう云う煮干の味わいは寧ろ好きなのだが、中々御目に掛からない。 「弩煮干」を御好みの方には向かないのかも知れないが、洗練された味わいを御好みなら、イチオシ。 御所様は小生のスープの飲干具合を覗き込み、したり顔で「だろぅ?」と満足気。

御二人から最新、時効間近?の際どい情報等々…聞かせて頂き、有意義で楽しい時間でした。

戸越ら一めん えにし2016/11/30 23:23:00

此日の昼休みは戸越銀座迄足を延ばして(意外と近いのね)、「えにし」に伺った。 何度も店名を耳にして居た名店だが、未訪だった。 今回はスタンプラリーの一杯が目的。 此処迄来たら…いや、「四ツ葉」さんは無理かも(笑)。

「北海道新小麦の3るくらーめん」と云う名称から伺うのを一番躊躇って仕舞ったのだが…
戸越ら一めん えにし-1
「海のミルクと言われる牡蠣」「牛乳」「豆乳」で「3(み)るく」だそうだ。

戸越ら一めん えにし-2
矢張、此の色に為りますね、白湯仕立です。 ソフトなタッチのスープには野菜の甘味や貝柱のニュアンスが溶けて居る。 マイルドにシフトし過ぎない様に、とブラックペッパーを用いた辺りにも巧みさを感じられる。 盛り上げられた牛蒡の素揚の更に上に乗せられて居る3つ(象徴的な数かな)の実は何? ブルーベリーの筈は無い…と、そっと摘み上げて口に運ぶ。 「ハスカップの酢漬」だそうで…おぅ、スパイシーなテイストインパクト。 牛蒡の下には少し炙った帆立が置かれて居るが、此処からの味わいがスープに貢献。 もうひとつ隠れて居るのは、牡蠣ですね。 其れも燻じて有る様だ。 帆立と競合せずに香りを働かせ様と云う計算、素晴らしい。 麺は平打の中太。 小麦風味を少し抑えて白湯スープとのバランスを上手く纏めた感。 御店主の力量は相当な物と御見受け(スミマセン、偉そうで)した。