そばはうす金色不如帰 其の100 ― 2016/04/12 23:23:00
強烈に寒が戻り、湘南には「霜注意報」が発令された程だ。 日中も薄日は射す物の、風も冷たくて待時間は辛い。 そんな中、100回目の記念訪問。 醤油と塩に続いて、つけそばもリニューアルの予定だと伺って居る。 其前に沢山頂いて置こうと山本さんに「支那筍つけそば」を御願いする。 醤油・塩を挟んだので、一寸久し振りなのだが、リニューアル迄は亦、連続してつけそばを頂くのかも。
細切メンマを沢山絡めて麺喰。 毎回毎回同じ感想を持つのだが、この麺は味わいが深い。 「味」と云う要素を確り纏った麺は少ないのだ。
節香と石蓴の風味に醤油と辛味が混然一体と為るスープ。 多くの要素が潜んで居るのだが、バランスと云うか調和が素晴らしい。
別皿の穂先メンマ。 山本さんの十八番の「濁りの美味さ」が此れにも充分に籠められて居る。 こんなに沢山頂けるなんて幸せだ。