今日の蔦 其の1702015/08/02 01:01:00

祐貴君の「小麦ヌーヴォー」を頂くのは、此のワンチャンスしか無いと金曜日の朝は張り切って一番電車… いや、何時も通りです(笑)。 先ずはオフィスで一仕事を熟なしてから蔦へ。
今日の蔦 其の170-01
流石に早くてSP。 遣ったね! 次の方は10分程で来られたが、限定数の12人目の到着は8時半を廻って居た。 8時を過ぎると、「もう、間に合わない」と思って来られなく為る様だ。 途中で麺を取りに来た蔦の葉の寛さんが「常連さんばかり」と仰って居たが、此が後刻に奏功する。 9時に整理券を受け取ってオフィスに戻り、連日の休暇届を出して「夏休みねっ!」。 11時に10分位前のタイミングに蔦を再訪すると、一般の御客様が20名程並んでいらっしゃる。 「金色不如帰」の様に一般客と整理券組の並びを分けないので、整理券組はやや戸惑い乍、分散待機に為る。 扨、開店時刻に為り、整理券組から店内へ導くのだが、案内に問題が有る。 「入店の順番は問わない」と云う事に為れば、「『偶々』入口近くに居た人から」に為って仕舞う。 整理券の順番でも無いし、再集合の順番でも無い。 此は芳しい状況では無い。 だが、流石は蔦の誉高い常連さんばかりで構成される「整理券組」。 誰が云うとも無く、整理券の順番で入店した。 御客様のリカバリーが見事で麗しいシーンだった。 先日の「蔦の葉」の場合は、整理券組の入店順は「順不同」とアナウンスされて居たが、実際には当然の様に「再集合順」と為った。 「金色不如帰」等、多くの御店が整理券の番号順入店なので、「整理券番号1番」の方も戸惑われて居らした。 今回は先頭だった小生としては書き難い話では有るが、敢えて苦言申し上げたい。

今日の蔦 其の170-02
奥様もサポートに入り、3人体制。

今日の蔦 其の170-03
扨、提饗された「御膳」はこんな感じ。 「和のコース料理」だね。

今日の蔦 其の170-05
スターターは「冷製玉〆」。 涼しげなルックスだが、難しい事は判らないので、祐貴君の受売で…冷たい「茶碗蒸」だそうだが、其れにジュレ状にしたスープを被せて有る。 抱えられて居る胸肉は、最近ブームの「シャモロック」。 サクモチっとした喰感に芳醇な鶏テイストは流石。 甘酸っぱいミニトマトを巷では「フルーツトマト」と呼ぶらしい。 トップにはアクセントにライムが添えて有る。

今日の蔦 其の170-06
主麺は「鶏油そば」。 勿論、100%「小麦ヌーヴォー」。 茹でて、冷水締めをして…もう一度温めるの? 粘性の高い麺は濃厚な鶏油に伍する貫録が充分。 其の鶏油は矢張、シャモロック由来。 更にタレにはやや甘口の淡口醤油が配合されて居る。 絶妙の組み合わせで、此れは素晴らしいね、美味いね~ 蓮華に可愛らしく乗せられて居るのは、葱、刻大蒜と…細かいカシューナッツ。 適切にパラパラと撒き乍頂く。 芸も細かく、シンプルに見せ掛けた凝った作品。

今日の蔦 其の170-04
玉蜀黍御飯は蔦のスープで炊いて居る。 程良いコーンの風味をスープ飯に巧みにマッチさせた。

今日の蔦 其の170-07
シャモロック腿肉の山椒焼。 敷かれて居るのは「薯蕷(とろろ)」だが、此方もスープで溶いて居る。 炊込御飯と交互に頂くと一層旨味が増す。 丁寧に炙られた獅子唐は脇役以上の存在。

「とてつも無いコースを頂きました」と祐貴君に御礼を告げて辞去。 いや、参りました。


夕方にピチーチで里帰りの娘と待ち合わせ。 婆には孫娘と先に帰宅して貰い。 久々に娘とワイン。 そう長居も出来ずに引き上げたが、帰る道を照らすのは美しい「ブルームーン」。
今日の蔦 其の170-09
成程、"once in a blue moon" か。 次回、娘と二人で飲めるのは何時に為るかな…

今日の蔦 其の170-08
更に帰宅後にブルネロを…


<注:ブルームーン(tenki.jp より抜粋引用)>
ひと月の間に2回満月がある場合、2回目の満月をブルームーンと呼ぶことがあります。 ブルームーンが見られる機会は、そう頻繁にあるわけではなく、3年に1度くらい。 英語で、『珍しいこと』を『once in a blue moon』と表現しますが、どうやらこれと関係があるようです。

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