そばはうす金色不如帰 其の742015/07/15 23:23:00

曜日を別けて、3つの限定作品が同時進行中の「金色不如帰」。
そばはうす金色不如帰 其の74-03
水曜日の限定は「蛤の塩細つけそば」。 此の作品は、7、8月の月~水曜日に20喰づつ提饗と云う事なので、其程ハードルは高く無いとは思ったのだが、何時もより15分だけ早着。 SPでしたね(笑)。 此日も極めて気温が高いが、風が有る分、少しはマシで有る。 店の前は開店時刻迄は日光の直射を避けられるのだ。 11時に力丸君にバトンタッチして山本さんが外出。 水曜日も力丸君と松本さんのオペレーションなのだ。

そばはうす金色不如帰 其の74-02
此が其の限定作品の麺。 タイトル通りの細麺。 やや柔らか目に茹でられて居る。 固まらない様に出汁水が敷かれて居るのだが、麺に其の味わいが仄かに付いて、良い印象に為る。 スープが温かいので、そう気にしなくても良いのだが、麺直喰すると少し残温を感じる。 でも、風味豊かで味わえる麺なので、ドンドン行っちゃう。 御作法と違うが、蓮華に乗せられた梅を麺に塗して頂くと非常に美味い。 大好き! 此の梅は、桜チップで燻した南高梅だそうだ。 殆ど酸味は感じないが、梅の仄甘いだけで無く、少し艶めかしいテイストが秀逸。 刻紫蘇は少しだけ青いニュアンスの物を乗せて、此れが憎い演出。 スライスされたチャーシュウや菠薐草も作品のキャラに合わせた具だと感心。

そばはうす金色不如帰 其の74-01
塩ベースの漬汁は蛤、グリグリ100%。 蛤の味わいをばーんと前面に出して居るのに、控え目にすら思える品の良さ。 こう云う閾値を良く見出せる物だなぁ~ 三つ葉や薬味も其れを邪魔せずに存在感を示す。 此処へ麺を落として啜れば、相性の良さに愕然。 改めて、梅肉を少しづつ加えて行く。 全部の算盤がキッチリと合う。 最後にスープを蛤出汁で割って頂いて、完飲、素晴らしい…

週末の限定は、朝8時頃には来ないと難しい見たいだ。 どうしましょう。

列中の見目麗しい御母さん。 「開店直ぐに入れそうだから、11時半に来て」と携帯電話で娘さんを呼び出す。 利発そうな御嬢さんが「割り込む」。 彼女達の後ろからクレームの声は上がらなかったので、前に居る小生はどうこう云うポジションでは無いのだが… 店内での立ち振舞いはきちんとした母娘だったので、「マナー違反」の意識は無いんだろうな。 後ろに「小泉さん」が並んで呉れて居たら良かったのに。